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『ダークソウル3』本編一周目をクリア ありがとうジークバルト、達人、そしてグレートソード

 『ダークソウル3』本編をクリア。ネタバレを見ないようにするためにブログ日記を中断してラストまで行ったが、思ったより時間がかかってしまった。主にアイツのせいで。文章長いです。

↓前回
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「巨人ヨーム」

 まず「イルシールの地下牢」攻略から。最大HPを減らす焼きごてマンを倒したり、巨人を高台に乗ったまま攻撃全避けして倒したりしつつ進む。捕まっている人(カルラ)を見つけるが、クリアするまで救出するのをすっかり忘れていた。ポンコツ。わりとすんなり「罪の都」へ。

 探索が足りない気がしてイルシールの地下牢を探すと、カタリナのジークバルトを発見。どうやら罪の都の方から助けに行く必要がある模様。

 猛毒の沼の先に、顔が指になった今作屈指のヤバい見た目の敵。これをデザインした人の頭の中をのぞきたいよ。精神的ダメージを受けつつなんとか初見で倒す。その先でジークバルトを救出。最後のジャンプポイントに気づけてよかった。

 罪の都を順路で進むとかなり距離が短かった。宝箱を回収しつつ奥にいるボス戦。

 ここでジークバルトが共闘。なんと巨人をバタバタとダウンさせてくれる。すごいぞオッサン。やるじゃんオッサン。無事初見で「巨人ヨーム」を撃破。

「冷たい谷の踊り子」

 ボスを倒すと、イスに座っていた婆さんのところにワープさせられる。そしてボス戦へ。剣持った鎧のデカい女性(?)。

 ボス戦よりも、ヨームに貰ったソウルのことが気になって集中できない。1回やられて、次にソウルを回収して帰還の遺骨で帰ってレベルアップ。改めてボス戦へ。

 体力が減るとモードチェンジし、連続攻撃を出してくるのが厄介だったが、その技の出始めを見切って、あとは「回避してグレートソード」のいつもの戦法で4回めくらいに「冷たい谷の踊り子」撃破。

「妖王オスロエス」

 はしごを登ると「ロスリック城」。ここがロスリック城だったのか。まぁそうか。言われてみれば。

 左に進むと「妖王の庭」。沼地に黒いドロドロが多数徘徊している。強い。怖い。

 しかし別に倒さなくてもいいんじゃね、と気づき、なぜか落ちている忍者っぽい「影の鎧」を拾いつつ、ショートカットを開通。あんまりショートカットされてない気がするんだけど。

 その先でボス戦。3回目くらいでクリア。正直、入り口にいた特大剣の兵士のほうが強かった気がする。というわけで「妖王オスロエス」を撃破。

「英雄グンダ」

 先に進むとジェスチャーを入手。さらに進むと、ゲーム開始地点の墓場「無縁墓地」にたどり着く。あたりが真っ暗で、どうやら同じ場所ではないらしい。非常にミステリアスな演出。好き。

 敵配置が変わっている中、進んでいくとなんとあのいつの間にか落下死していた「達人」の召喚ポイントが! まさか本当に「強敵(とも)」だったとは……。

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 感無量になりつつ門をくぐると最初のボスにそっくりなボスが。達人と共闘して初見でクリア。「英雄グンダ」を撃破。そして消えていく達人。ありがとう、達人、ありがとう……。

ロスリック城を途中まで

 その先には予想通り火継ぎの祭祀場が。しかし様子が違う。オバアが一人いるだけ。ここで無限にワープできるアイテムと、瞳を手に入れる。

 元の祭祀場に帰って瞳を火防女に渡すと、なんだかすごく意味深なことを言われる。どうもエンディングに関わってきそう。

 気を取り直してロスリック城を改めて探索。兵士がいっぱい。とにかくいっぱい。

 開けた場所の「竜の練兵場」に進むと、なんと橋の向こうにドラゴンが2匹。間断なくブレスを吐いてくる。天気がいいのに進めない。

 ここで「ジェスチャーを使え」というサインが出ていた場所があったことを思い出し、イルシールの地下牢の断崖絶壁へ行き、ジェスチャー「古竜への道」を使う。するとカクンと寝落ちして、山の頂上らしき「古龍の頂」にワープ。

無名の王に苦戦

 ダークソウルには珍しい、青空が広がるスガスガしいロケーション。しかし行く手を阻む蛇顔の兵士。

 門を開けてくぐると巨大な黒いドラゴンとついに対決。うーん、ファンタジー。

 しかしこのドラゴン、硬い。とにかく硬すぎる。いくら足を斬っても体力が減らない。このままだと武器の耐久力が無くなりそう。

 そこで試しに尻尾の付け根あたりを斬ってみるとダメージがそこそこ通る。が、それでもまだ少ないダメージ。結局延々と尻尾を斬り続けてどうにか倒し切る。「古の飛竜」撃破。その後ワープさせられたのでツイートし忘れた。

 とりあえずワープ先ではなく飛龍を倒したところから探索。長い。とにかく道のりが長くて敵が多い。敵もまぁまぁ強い。

 兵士を召喚してくる階段を進むと、ワープ先の篝火を発見。もしかしてこの道のり、ムダだった……? と、若干の徒労感を感じつつさらに進む。

 ゴロゴロ転がって絶妙に倒しにくい黒いトカゲを倒し、飛んできた2匹目の飛龍を1匹目と同じ戦法で倒し、斧を持った蛇頭にかなり苦戦しつつ、巨大な鐘を発見。召喚された裸の敵兵士を背にしつつ、鳴らす。すごいシチュエーション。なんか雲がかかって視界が悪くなる。

 とりあえず先に進む。蛇頭大集合ポイントをどうにか通り抜け、竜の体になれる光る石を入手。しかし、龍の頭になれる石ともども、使い方が全くわからない。

 流石にボスがいないのはおかしいと思い、ここは攻略サイトを見る。すると鐘のある足場の先で雲に乗れると知る。そんなん気づくかいな。

 そこで出会ったボスが「無名の王」。これまでの敵とは明らかに異次元の強さ。キチンと攻撃の種類を判別して回避しなければならない。攻撃の威力も高い。

 しかも最初の鳥(竜?)に乗った形態を倒すと、人間形態との対決になる。こいつがまた強い。明らかにこちらのローリング回避を刈り取るような攻撃をしてくる。おまけに高火力で2回攻撃を喰らっただけでやられかねない。

 結局、無名の王を倒せずに2日くらいゲームの進行が止まってしまった。

「竜狩りの鎧」

 そして3日目に「もしかしてコイツ、裏ボス的な存在なんじゃね?」と思い、ひとまず竜が橋の奥に2匹いて進むのを諦めていた「竜の練兵場」に行ってみる。

 橋を観察すると、横から橋の下に降りられそうなことに気づく。そして降りた先を進むと、フツーに竜の背後に回り込むことができた。観察不足だった……。

 亡者のバーゲンセールに対処したり、竜に取り憑いていた黒いドロドロを火炎壺で処理したりし、正面階段を登っていくとボス。わりとモーションが普通だったので初見で倒すことができた。「竜狩りの鎧」撃破。

「王子ロスリック」

 進むと「大書庫」に到達。入り口の扉の前に鍵が落ちている。鍵の意味とは……? と訝しんだが、どうやら他のマップをクリアしないと鍵が落ちていない仕様らしい。

 狭い割に入り組んだ地形、ロウソク頭の魔術師、やたらと多い奴隷兵、本棚から飛び出す手など、様々なギミックに苦戦しつつ塔を登る。

 屋根の上のガーゴイルを倒し、3人がかりで襲ってくる人間を倒し、ようやっとボスの間に。ついに最後の王と対面。

 初見こそワープにちょっと面食らったが、懐にわりと安全地帯が多く、回避グレートソード戦法と相性がよかった。3回目くらいで撃破。

 さらに第二形態のおんぶ状態は、背後からグレートソードでぶった斬る戦法で、初見でクリアできてしまった。わりとあっさり「王子ロスリック」を撃破。

「無名の王」

 全ての薪が揃ったことで、「最初の火の炉」へ進めるように。明らかにラスボス。なので先に無名の王を倒しに行くことに。

 とにかくモーションを覚えて回避。そして斬る。その繰り返し。強いが、理不尽ではない強さ。楽しい。

 (Tweet、もといポストの間隔的に)2時間ぐらい戦い、ついに「無名の王」を撃破。正直、このゲームで大きな達成感があったほぼ唯一のボスだった。撃破後に空が晴れ渡る演出も素晴らしい。

「王たちの化身」

 無名の王を倒し、おそらく全てのマップのボスを倒し、満を持して「最初の火の炉」へ。

 空へ伸びる坂道を登っていくと、無数の武器が地面に突き刺さった戦場のような場所。篝火のようなものにしゃがみ込む鎧の人。最後の戦い。

 なにか盛り上がるようなことを書ければよかったのだけれど、実際のところ、敵の火力が低かったためゴリ押し気味で初見で倒せてしまった。無名の王が倒せないのでちょっとレベル上げ(レベル100くらい)し過ぎたのがいけなかったか。そんなこんなで「王たちの化身」撃破。

「はじまりの火を継ぐ者」

 そしてラストの選択肢。火を継ぐか、火防女を呼んで火を消すか。2つの選択。

 できれば「火防女を呼んで見守られながら火を継ぐ」という選択をしたかったのだけれど、多分火防女を呼んだ段階で火を消すエンディングに行ってしまうだろうというメタ読みをし、前者を選択。

 主人公が篝火にしゃがみ込む、ごく短いムービーが入って、エンドロール。フロムのゲームらしい実にあっさりしたエンディングだった。

クリアした感想

 まず難易度自体はBloodborneよりかなり簡単に感じた。ブラボで慣れていたおかげもあるだろうが、苦戦したのは無名の王くらい。ほぼソウルをロストしなかったおかげで、レベル上げも意識してやったのは無名の王の時だけ。

 とにかくあらゆる局面を「回避してグレートソードで斬る」だけで乗り切ることができた。蹴りも戦技も全く使わなかった。これでクリアしてよかったのか、とちょっと思ってしまったが、これもこのゲームの自由度の高さなのだろう。

 防具は最終的にロスリック騎士の鎧一式を装備。ちょっと強いモブ兵士っぽさと赤いマントが気に入った。

 筋力は最終的に70近くまで上げたが、終盤に至るまで生命力が17くらいだった。無名の王が倒せなくて生命力を上げたらわりと倒すのが楽になった。もっと早く上げておけば道中も楽だったかも。

 むしろ道中のマップのホラー要素の方が、よっぽどプレイの難易度を上げてきた。地下牢の叫ぶ亡骸(こいつのせいでわざわざ音量を下げてプレイすることになった)。ヒルまみれの敵。黒いドロドロの敵の煩さ。二度と思い出したくない。そんなホラー苦手の自分でもついプレイしてしまうのはなぜだろう。

 祭祀場にルドレスがいるのに中盤まで気づかなかった。ソウルの説明を見て、「いつになったらソウル錬成とやらができるのだろう」と首を傾げながら進めていた。小さすぎて気づかないって。

 「残り火」のシステムにはクリアするまで気づかなかった。なんかボスを倒したらHPが増えてる気がするな、とは思ってたんだけど。アイテムの残り火は救済アイテム的なものだと思って全部売り払ってしまっていた。

 古の飛竜を落下攻撃で倒せることもクリア後に知った。やはり攻略サイト(なるべく)みないプレイだとこういうことがある。それも初見の醍醐味ではあるけれど。


 神話的な英雄になりきって旅をするという体験を味わえるのは唯一無二の体験だった。王道的なファンタジー要素を取り入れているのもブラボとは違う魅力。ストーリーはフワッとしかわからなかったが攻略サイト等を読み込んでいこうと思う。

 「アノール・ロンドはダクソ1で出た場所」とか、「ラスボスはダクソ1の主人公と同じモーションで攻撃してくる」といった過去作オマージュがあることは、プレイ途中から攻略サイトなどで目に入ってきていた。

 1からプレイしていたら感動できたのかもしれないが、今から後追いで1から3まで順番にプレイしたとしても、そこまで感動できなかった気もする。やっぱりこういうオマージュ要素はリアルタイムでプレイしてこそだろう。

 2周目をプレイして別エンディングは自力で見ておきたいところ。流石に3週以上は辛いので動画サイト見ればいいか。その前に1週目でやれることはやっておきたい。DLCはセールが来たらやろうかな。