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ワークマン『ハイバウンスバラストウォーク』を2ヶ月履いた感想 馴染むのに時間がかかったがハイパフォーマンス


 ワークマン『ハイバウンスバラストウォーク』を購入。2ヶ月ほど履いてみた感想を書く。

workman.jp

 毎年進化を続けるワークマンのハイバウンスシリーズ。ついに自分が望んでいた「ごくふつうのスニーカー」に限りなく近いデザインのものが発売された。メッシュ素材で通気性が良さそうなので、夏に合わせて履き始めることにした。


 結論から言うと今は履き心地よく、快適に歩けている。

 なぜ「今は」なのかというと、足に馴染むまでにかなり時間がかかったから。

 履き始めの1ヶ月くらいは、正直歩くのがちょっとしんどかった。ソールが前傾している感じがして、靴の中で足がどんどん前にズレてしまう感覚があった。

 足が前に行かないように紐をキツめに縛る必要があり、脱ぎ履きも面倒だった。

 自分は足の小指が外に広がっているので、バラストウォークのようなある程度しっかりした素材の靴はワンサイズ大きいものを選ぶようにしている。今回も、縦の長さ的には26.5cmがジャストだったが、横幅にゆとりがある27.0cmを選んだ。

 しかしそのせいで足に馴染むのに時間がかかってしまったのかもしれない。次買うことがあればジャストサイズにしてみようと思う。


 ここ2週間くらいでようやく足に馴染んできてくれて、紐をキツく縛らなくても足が前に行かなくなり、足の裏も痛くならなくなった。

 一度足に馴染んでしまえば、ほどよいクッション性と安定感があってかなり快適なシューズに変貌。すっかりお気に入りのシューズに。

 「バラスト=船を安定させるため底に積む重り」の由来であろう、靴底のスタビライザーが安定感を生んでいる模様。左右に足がブレにくくまっすぐ歩きやすい。

 初代ハイバウンスは靴底のアウトソールがかなり薄く、柔らかさと引き換えにすぐに底がすり減ってしまっていたことで(自分の中で)有名だが、ウォーキングシューズであるバラストウォークは靴底が厚くなり耐久性がありそう。今のところほとんどすり減っていない。

 デザインは一般的なウォーキングシューズらしいニュートラルな印象。普段着にも合わせやすい。某ニューなバランス風だが、他メーカーも似たようなデザインのシューズは出している。

 メッシュ素材のウォーキングシューズなので、ランニングシューズほどではないが軽め。

 同じワークマンの「ハイバウンスウォーク」はちょっと重くて硬そうだったので購入を見送ったが、バラストウォークは軽くて素材が柔らかく、足にも優しかった。


 この履きやすさとデザインでお値段およそ3,000円というのだから価格破壊もはなはだしい。もちろん良い意味で。コスパ以前に、単純にハイパフォーマンス。

 ただ、あくまで自分の場合だけれど、足に馴染むのに結構時間がかかったので、その意味で手放しでオススメとは言い難い。

 もちろんシューズは人によって相性が大きく変わるし、実際に履いてみないとわからないものなので、一度試してみてほしいという意味では間違いなく推せる。


 ちなみに「ヒールロック」という靴紐の結び方をネットで見て試してみたら、フィット感が上がり、足馴染みにもにプラスに働いたかもしれない。

 本来のヒールロックは2つ穴でループを作り、そこにクロスした靴紐を通す方法だけれど、1つの穴に2回出し入れする形でループをつくれば同じ効果が得られる。

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