朝起きてからだんだん頭が痛くなってきて、痛みがピークに達して寝込み、目が覚めたら18時。頭痛はかなり収まっていた。多分疲れが溜まっていたのだろう。
そんな頭痛の最中に、昨日買ったジョン・フルシアンテのEP盤を聴いた。一曲目はマイルドなギターソロなのでよかったのだが、二曲目以降はあまりにも複雑すぎて、ますます頭痛が悪化しそうで聴くのをやめた。
- アーティスト: John Frusciante
- 出版社/メーカー: Record Collection
- 発売日: 2013/08/27
- メディア: CD
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そんな個人的事情はおいといて、このEP。ジョンのエレクトロニック・ミュージックへの傾倒が見てとれる、というか聴いてとれる。
日本版特典のロング・インタビューを先ほど読んだが(ロング過ぎて読むのが大変だった)、電子音楽を、ほとんど信奉していると表現しても差し支えないような印象を受ける。インタビュアーに脇目も振らず熱弁を振るうジョンの姿が目に浮かぶようである。
「レッチリのジョンに戻って欲しい」と思う人も多いかもしれないが、個人的には彼の変化を好意的に受け止めている。「Empyrean」はスゴくよかったし、「Letur - Lefr」以降のエレクトロニック寄りの作風も最近は気に入り始めてきた。
その分野のトップを常に走り続ける人は、過去の栄光にこだわらず、変化を恐れず、むしろ自ら変化を作ってそれを楽しむ、というような人が多いように思う。ジョンもまた、そのような人々の一員であるように見える。スゴいよジョン。いかすぜジョン。
なお、インタビューに書いてあったのだが、ジョンはかつて「Trickfinger」という別名義でネット上に楽曲を公開したことがあるそうな。今でもここから聴くことが出来る。
Sect In Sgt | Neurotic Yell Records
作風は、過去のロックミュージックのサンプリング。なんでも、電子音楽を作り始めた当初からコツコツつくっていた楽曲だそうで、これまたなかなかに難解。