rh日和(仮)

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

3DS用ダウンロード専用ソフト『さよなら!ハコボーイ!』をプレイ

 モンスターハンターダブルクロスの体験版をダウンロードしようとニンテンドーeストアを覗いたところ、ハコボーイの新作が配信開始されているのを発見、さっそく体験版そっちのけで購入しプレイした。タイトルは『さよなら!ハコボーイ!』。

 メーカーは星のカービィを作った「HAL研究所」。最近始まったシリーズだが既に3作目で、カービィ同様安定して面白い。

rhbiyori.hatenadiary.jp
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↑過去に書いた記事。

 今作も1、2作目同様のクオリティを保っており、うっかりハマって夜更かし、生活リズムが崩れてしまった。面白すぎるゲームというのも困りものである。

 ハコを生み出してパズルを解くアクションゲーム、という基本はそのままに、毎回新要素を加えて新たな遊びを可能にするのがシリーズの特徴。

 今作では「ハコパワー」が使用可能となり、ステージによって特殊な効果を持つブロックを生み出すことができるようになった。

 ロケット噴射でハコが空を飛ぶ「ハコロケット」、爆発で地形を壊せる「ハコボム」、生み出したハコと位置を入れ替えられる「ハコワープ」、そしてハコを自在に操作できる「ハコリモコン」の4つ。それぞれの特徴を理解するのが攻略のカギ。

 ステージギミックも増え、入ると浮かぶ水場があったり、後ろについてきて協力してくれるがエスコートする必要もある「ハコビト」がいたりと、バラエティ豊か。ぶっちゃけた話をすると過去作と似たようなギミックもあると思うのだが、ちょっとした仕様の変更とビジュアル的な工夫によって新鮮さを感じさせる手管が見事だと思う。

 自分はヒィヒィ言いながら二日かけて全ステージをノーヒント&特殊衣装無しのパーフェクトクリアを達成したが、寝る間も惜しんでやってそのくらいだったのでボリュームとしてはそこそこといったところ。価格を考えれば充分以上。

 ボリュームどうこうよりも、いかに謎を解けるか、ひらめくことができるかでプレイ時間は変わる。特にクリア後のおまけステージの難易度はかなりのもの。

 それにしても今作は特に難易度が高かった気がする。シンプルな見た目なのに実際にやってみるとまるで歯が立たないという、よく出来た知恵の輪的な絶妙さ。美しさすら感じた。

 しかし「どー考えてもムリじゃね?」と思う場所でも、仕組みさえわかってしまえばアッサリとクリアできたりするので、諦めずにトライして欲しい。重要なのは観察力、発想力、そして何よりも根気である。

 どうやら今作がシリーズ最終章らしいのだが、ハコボーイというブランド自体はまだまだ続きそうな予感。カービィのように長期展開して欲しいところ。スマホで出してもイケるんじゃないだろうか。