完全ワイヤレスイヤホン『SoundSoul XFree』を購入し、10日ほど使用中。
それまで使っていた完全ワイヤレスイヤホンの右側の電源が入らなくなったので、買い替え。右側だけつけてほぼ毎日入浴したりしていたので早く壊れたっぽい。防水機能付きでも高温多湿はやっぱり良くないらしい。
買ったきっかけ
XFreeを買った決め手は、Amazonなどで人気の高い『SoundPeats TrueFree+』と同型、同スペックだったこと。
こういった比較的リーズナブルな製品の場合、製造メーカーは同じでブランド名だけつけかえたものが様々なブランドから販売される、というパターンはよくある。
XFreeの他にも『QCY-T2』、『MUSON Move』、『Dudios Zeus Ace』などがTrueFree+と同型と思われる。
XFreeとTrueFree+に関しては名前までそっくりだが、どうも中国企業「SoundSoul」の日本展開ブランドが「SoundPeats」、という関係性らしい。
AmazonにおけるXFreeの出品業者は自分が購入した時点、および今現在も「SoundPEATS Direct」となっており、両者の関係が伺える。
定番商品と同型のモデルがその商品の公式通販で取り扱っているならまず安心だろう、というわけで購入に至った。価格は2,400円ほど。
使用感
評判のいいモデルと同じ型だけあって、使い勝手は非常に良い。
ペアリング済みであればケースから出してすぐに接続される。接続安定性は良好で、ごく稀に一瞬途切れることがある程度でストレスは無い。
ボディがとにかくコンパクトかつ軽量なので装着感はかなり良い。どんぐりくらいのサイズ感。装着したままランニングもしたがズレたりすることはなかった。
個人的にはAirPodsのようにアンテナが下に伸びているいわゆる「耳からうどん型」の方が耳への収まりが良くて好きだったりするが、そこは好みの問題だろう。
ボディの密閉度が高いようで、遮音性は高い。
操作は物理ボタン方式。タッチ操作よりも誤操作しにくいので好み。タッチ型によくある、ケースが無いと電源ON/OFFできないということも無い。
物理ボタンなためか、防水性能はIPX5相当になっているが、普通に使うには十分だろう。
イヤホン本体の電池使用時間は4時間。実際に使ってみてもだいたいそれくらいだった。
充電ケースは電池使用時間が長いぶんちょっと大きめで、ポケットに入れるには少々かさばる。
細かい利点を言うと、ケースのイヤホン本体を入れる部分のスペースに余裕があるので、ある程度の大きさまでならイヤーピースを交換可能。
自分が試した限りだと、FinalのMサイズ、セリアの低反発イヤーピース(球体型標準サイズ)はちゃんとケースに収まった。
総じて、完全ワイヤレスイヤホンに求められる最低限の機能を全て兼ね備えている。外音取り込みやノイズキャンセルのような高級機種向けの機能が無いが、それ以外は自分の中で100点満点に限りなく近い。
音質
さらにこのイヤホン、音質も良い。
繊細さや正確性はそこそこだが歪んだような印象は無く、低音や高音がよく出ている、いわゆる「ドンシャリ型」。ベースやドラムが入ったロックなどによく合う印象。
ダイナミック型にありがちな高音の刺さり感や低音の篭もり感は少々あるが不快なレベルではない。iPhone付属のEarPodsから独特の曇りを取り去ったような感覚。安物にありがちなただ音が出るだけのイヤホンではない、音楽鑑賞に堪えうるイヤホン。
まとめ
これと行った欠点が無く、ストレスフリーで音楽を楽しめる完全ワイヤレスイヤホン。しかもコスパ高し。言うことなし。
コレが2000円台で買えるなら、同価格帯の有線イヤホンのメリットって、それこそ有線なこと(電池無し、遅延無し)くらいしか無いんじゃね? というレベル。
消耗品に近いワイヤレスイヤホンだけに安く買えるのは嬉しい。複数デバイス用のサブ機として持っておくのもよさそう。