rh日和(仮)

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

ゲームテック『エイミングスティック Tornado LH』 国内メーカー製フリークでオーバーウォッチ2のエイム精度がアップした


 最近PS4のオーバーウォッチ2にハマっており、さらなるプレイ向上を目指してコントローラー用アクセサリを購入。メーカーはゲームテックで商品名は『エイミングスティック Tornado LH』

 アナログスティックに爪でパーツを固定して長くすることでエイム精度アップを狙うこのタイプのアクセサリ。海外の『FPSフリーク』という商品が有名なため「フリーク」と呼ばれることが多い。

 ちなみに同じようなアクセサリはシリコン製のカバータイプの商品が昔から売られているが、爪タイプのフリークのほうが頑丈で操作性が上がりそうなのだったので、そちらの購入を決めた。

 でも輸入品をネットで買うのも不安だし、実物を見て買いたいなぁ、と近所の家電量販店を探してみたら、国内メーカーのフリークも数種類売られているのを発見。

 どれを買うか検討した結果、それなりにメーカー名を知っていたこと、およびパッケージが明らかにFPSフリークを意識しておりメーカーの対抗心が伺えたことなどを理由にTornado LHを買うに至った。

 長さ7mmUPのLow TYPEと10mmUPのHIGH TYPEの2種類セット。ゲームテックはHIGH TYPEを2本セットにした『エイミングスティック5 Reticle H』も発売しているので、フリークが初めてでどちらがいいかわからない人はTornadoを、HIGHが2本欲しい人はReticleを買うと良いかもしれない。

 ただしReticleはPS5のDualSense専用。スティックの形状はほぼ同じらしいのでおそらく使えると思うが、DUALSHOCK 4などで使用する場合は自己責任で。

装着感

 DUALSHOCK 4に装着したところ。右側スティックのみにHIGH TYPEを装着して使用している。

 装着は簡単で、3本ある爪のうち2つをアナログスティック先端につけ、残り一本を押し込むようにすればスムーズにハマる。

 横から見ると思ったよりもアナログスティックの形が歪む。爪の当たっている部分が、キツいズボンを無理やり履いて肉がはみ出したような感じになる。ただこれはフリークというものの仕様上仕方ないことであるらしい。

 一回試しに装着した左スティックの方はほんのわずかに跡が残る程度だが、買ってから数日装着している右スティックはクッキリ跡が残り、机でうたた寝したら顔に跡が残ったような感じ。なんか今日は人体のたとえが多い。

 なので使い古して柔らかくなったスティックに装着する場合は注意が必要だろう。自分はコントローラーを分解したことがあるので、最悪スティックのパーツだけ買って交換すればいいやと割り切っている。


 装着感はしっかりしており、今のところ一度もプレイ中に外れたりしたことは無い

 親指が乗る部分の感触も良く滑りにくい。若干デュアルショック4のスティックよりは滑りやすい気がするが許容範囲といったところ。

 かなり細かいことを言うと、装着するときに爪が○×△□ボタン(左スティックの場合は方向キー)の近くに来るように装着すると、その方向にスティックを傾けたときに爪がコントローラー本体と干渉してしまうので、そこを避けるように装着した方がいい。スティックを倒しきって回すような操作をしない場合はあまり問題無いだろうけれど。

使用感とフリークを使う個人的なコツ

 肝心の使用感だが、自分がフリーク初使用だったため、そもそもフリークありの操作に慣れるまでに結構苦労した。一時は買って失敗だったかも、と思ったほど。

 しかし数日みっちり使い込んだ結果ようやく使い方を見いだせた気がする。まだ暫定的だけれど。

 フリーク無しの時は主に右手親指の先から3番目の関節、つまり拇指球を支点にスティックを操作していたが、フリークをつけるとスティック先端の可動する距離が広がるため、その操作方法だと親指の動きが足りず、上手く操作できなかった。

 そこで、コントローラーと右掌が接する部分、専門用語だと「指尖球」と呼ぶらしい、親指以外の4本の指の付け根であり掌の上半分あたりを支点に動かし、手首のあたりまで動かしてより大きく親指が動くようにした。

 これによってようやく、フリークをつける以前と同じ程度には自然にプレイできるようになったと思う。こういう「新しいことができるようになる瞬間」がゲームやってて一番楽しい。

 慣れてみるとこれが非常に快適。スティックを倒すのに必要な力が格段に減るため疲れにくくなり、かつ細かいエイムもやりやすくなったと感じる。

 スティックを倒し切るまでの距離は長くなったため、どうしてもとっさの振り向きなどにはわずかに遅れを感じるが、倒し切るまでに必要な力も減っているのでそれほど気にならない。エイム精度とトレードオフであることを考えればプラス面の方が大きい。

 難点を挙げるとしたら上に書いた通りスティックに跡がつくことと、今後フリーク無しでFPSをやる気が起こらなさそうなことぐらい。今のところかなり満足している。

オマケ:フリークありのオーバーウォッチ2エイム設定

 ちなみにオーバーウォッチ2のエイム設定は現状以下の通り。エイムの感覚は日によって変わるのであくまで現状。

  • 水平、垂直感度 100%
  • エイム・アシスト強度 100%
  • エイム・アシスト ウィンドウサイズ 100%
  • エイム・アシスト レガシー OFF
  • エイム・アシスト イーズイン 100%
  • エイム・スムージング 0%
  • エイム・イーズイン 5%
  • 照準テクニック デュアルゾーン

 正直もうちょっと感度を上げたいので最大200%くらいにして欲しさはある。リニアランプも試しているがイマイチしっくりこない。

 デュアルゾーンの内側と外側を意識して、エイムする時は指先を曲げずに内側を使い、振り向くときだけ指先を使って大きく動かすとイイ感じかもしれない。