rh日和(仮)

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映画『燃えよドラゴン』を観た 後年へ多大な影響を与えたカンフー映画の傑作

燃えよドラゴン ディレクターズカット (字幕版)

 ブルース・リー主演映画『燃えよドラゴン』を観た。

 ここ1、2年くらいYouTubeでジークンドーの動画をよくみる。その筋では有名な人の。そのおかげもあり、以前だったらAmazon Primeで見かけても興味を示さなかったであろうブルース・リーの映画を観る気になったのである。やはり氏のジークンドー布教効果はスゴイ。

 あらすじを見たところ一番ポップで見やすそうだったのが、晩年の出演作となった燃えよドラゴンだった。悪者が格闘大会を開く、という設定も後の作品に影響を与えているのだろう。ストリートファイターとか。そういえば次回作6のカンフーキャラの必殺技に「敵と手を交差させてから攻撃する」という必殺技があるのだが、それと全く同じ戦い方が本作に出てきた。

 
 ストーリー面では「時代」を感じる場面が多々あり、退屈なシーンもあったが、やはりブルース・リーが出てくるとカッコいいのでテンションが上がる。話が普通でも主役が良ければ見られるというアクション映画の共通項はこの頃から変わっていないようだ。

 有名な「Don't think feel.」の他にも「板は殴り返さない」など名言もあり、確かウッチャンナンチャンの内村光良が真似していたのを幼少期に見たことがある、宿敵オハラを倒した後のブルースの顔芸もあった。

 それにしても妹関係の設定は後付感がスゴイ。そのわりに妹が戦うシーンが結構長尺なのもちょっと謎。アクションは良かったけども。

 ボスが銃を嫌っているので持ち込めないという設定も、あまりにカンフー映画に都合がいい。ブルースが大暴れできるのもボスの銃嫌いのおかげ。手を義手にしたせいで逆に弱くなっているようにしか見えないのはもはやお茶目ポイント。

 007を意識したであろうスパイ映画的な要素も盛り込まれており、潜入シーンではブルースが「いかにもスパイです」みたいなシャツを着るので大変わかりやすい。少林寺の達人がどこでスパイ技術を身に着けたのだろう。

 あらすじをざっと流し読みしたせいで、てっきりアフロが味方になってくれるのかと思い込んでいたのだが、そうではなかった。むしろ最後はあんなことに。

 序盤で師匠からのアドバイスがあるが、まさかあれがあんなに直接的なラスボスの攻略法になるとは思わなかった。てっきり精神論だと思っていたのに。wiki師匠。

 ともあれブルース・リーのアクションと肉体のキレはえげつなく、それは他の出演者と比べるだけで素人の自分にもわかるほどで、それだけでも観る価値アリ。