ぶっ続けでプレイしようとするからストレスが溜まるのであって、一日一地点コンプリートくらいのペースでプレイすればすごく楽しい、ということに気づいたアサシンクリード ローグ。
- 出版社/メーカー: ユービーアイソフト
- 発売日: 2014/12/11
- メディア: Video Game
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っていうか、毎作アサシンクリード ローグをプレイするたびに、最初スタートダッシュでプレイしすぎて疲れて、後から意識してペースを落とす、ということを繰り返している。学習しないやつである。
でもゲームって、「ぶっ通しでプレイしないと醍醐味を味わえない」みたいなゲーマーとしての暗黙のルールがある気がして、ついやり過ぎてしまう。単に自制心が無いだけだろうけど。
今作ローグにも狩猟システムは搭載されており、キツネ・オオカミ・クマなどを狩ることができる。狩った動物の毛皮で装備を作ったり、売却してお金に替えるのに使える。
アサシンクリード3の時は主人公がネイティブアメリカンだったこともあり、動物を狩ることにもある程度のストーリー的な必然性があった。
しかし今作の主人公シェイは移民の子で海賊上がりの元アサシンで現テンプル騎士団。なぜ狩猟をするのか説明も無く、チュートリアルもない。
あまつさえロープダートなどという特殊な武器を初期から使える。アサシンの技術として伝授されたという設定なんだろうけど、何の説明もないため、「続編だから使えるようにしときました」的な製作者によるおざなり感が否めない。
狩猟、と言っても某モンスターをハントするゲームのように難易度の高いものではない。というかむしろ超ヌルゲー。
ウサギのような小型からオオカミのような中型の動物までは、ロープダートを投げれば一発で狩れる。
しかもロープダートは、画面内に動物を捕らえてボタンを押すだけで百発百中。なので適当に走りながらボタンを連打しているだけで虐殺ショーの始まりである。どうしてこうなった。
大型動物、というかクマに関してはピストルで一撃。頭だろうが尻だろうが、どこを撃っても一撃である。なので遠くからピストルで狙撃すれば安全に処理できる。
もし処理し損なって接近を許しても、簡単なQTEを3、4回こなすだけで倒せてしまう。あまりにも弱すぎて緊張感がない。少しはMGSVのクマを見習って欲しいものである。いや、アレはアレで強すぎて困るか。
そして全ての動物は、高速移動(ファストトラベル)でマップを読み込み直せば復活する。なので出現数が少ないクマであっても、高速移動→ピストルでドーン!をひたすら繰り返せば装備製作に必要な数はすぐに揃ってしまう。ゲームバランスとはなんだったのか。
旧作ではコンプリートを目指して全マップを駆け巡れば自然に必要な素材が集まるようなバランスになっていたので、おそらく今作もムリに稼ぎプレイをする必要は無いのだろう。と、わかっているのについついクマとホッキョクグマの毛皮を必要数集めてしまった。稼ぎプレイって楽しいよね。楽しくない?
- 作者: マイケルローゼン,ヘレンオクセンバリー,山口文生
- 出版社/メーカー: 評論社
- 発売日: 1991/01
- メディア: 大型本
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