rh日和(仮)

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

小型コンパクトで低価格な中華イヤホンを求めている話

 最近、時間があると、中華イヤホンのことを調べてしまう。

 キッカケはゲオでKZ『ZSN』の(おそらく)同型モデルを買ったこと。結構前に買ってからしばらく使っているが、段々と「他の機種はどんな音なんだろう」という気持ちが高まってきた。
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 中国メーカーのイヤホンは、今の日本のネット環境で入手しやすいメーカーだけでも、KZ、CCA、TRN、KBEAR、NICEHCK、水月雨など、数多くのメーカーがある。

 そして多くのメーカーが、尋常じゃない量のモデルをラインナップしている。例えばKZ『ZSN』だけでも後継モデルとして『ZSN Pro』、『ZSN Pro X』があり、つい先日『ZSN Pro 2』が発売されたばかり。

 そして同じような後継作の「ライン」が、1つのメーカーで10や20あり、それぞれが異なる形状、ドライバ数、サウンド調整の特徴を持っている。

また、しれっと廃盤になっていたり、日本からは入手困難だったりしていて、その情報が全然どこにもまとまっていない、というのがまた厄介。

 なにが厄介かというと、調べるのが楽しくて自分で発見する喜びが味わえてしまうのである。苦労して手に入れたものに価値を感じがち、という人の心理を学術用語ではナントカ効果と言うらしいな、と今調べたら「コントラフリーローディング効果」らしい。長い。


 しかしいくら調べても自分の求めるようなイヤホンは見つからない。

 自分が好みのイヤホンは、装着感が良く軽量コンパクトで、音質はマイルドかつフラットで聞き疲れない感じのもの。ラジオやYoutubeやTwitchばかり聴いているので音楽よりも人の声に特化したものがいい。

 一方、中華イヤホンは基本的に音楽を聴くという目的のために進化しているものでがほとんどで、その意味で自分が求めるものとはむしろ真逆と言っていい。

 もっとぶっちゃけた話をすると、自分はFinalの「E1000」および「E500」というイヤホンが一番気に入っており、これが一番自分の理想に近いと感じている。あともうちょっと小さくて左右の判別がしやすければいいな、というくらいしか不満がない。2、3年使うと接着剤が溶けてボディがバラバラになるのも不満といえば不満だが、価格を考えれば十分使えているので不満というほどでもない。

 とはいえ同じイヤホンだけを使い続けるよりも新しいものにも手を出したほうが楽しいだろう。なのでなるべく同じイヤホンは買わないようにしている。


 特に困るのが、中華イヤホンはイヤモニ型(IEM)が多いこと。デカい、寝ながら使いにくい、重くてズレやすいなどいいことがない。

 自分は耳の形の変なのか、重いイヤホンは右側がすぐにズレてしまう。ケーブルを耳掛けしていてもあまり効果がない。


 そんな中でも、小型コンパクトかつ廉価な中華イヤホンはいくつか見つかった。

 KBEAR『Little Q』。アルミハウジング。現在899円とめちゃくちゃ値下がりしている。


 NICEHCK『X39』『X49』。X49はバランスド・アーマチュア1基という低価格帯には珍しい構成。ただ、型番は若いが後発のX39の方が、評価は高い模様。



 TRN『M10』。1DD+1BAの2ドライバー、リケーブル可能とかなりリッチなスペック。ただ現在Amazonでは取扱なし。

 水月雨『Quarkz』。評価が高いものの、こちらもAmazon取扱無し。一時期話題になって売り切れてから長らく再入荷しておらず、実質的な廃盤の可能性がある。



 今一番気になっているのは『X39』。一度は使ってみたかったシングルBA型。でも『X49』の方が評価が高くて迷う。

 『Little Q』があまりに安いのでノリで買っちゃおうかな、とも思っている。

 でも明確な目的がない買い物はなるべくしたくない。ノリで買うようになったらイヤホン沼一直線。それもまた楽しいんだろうけども。

 他にもコンパクトで廉価な中華イヤホンは探せばあるんだろうけど、いかんせん情報がまとまっていない。E1000好きの人にオススメの中華イヤホンを教えてくれる神はどこかにいないものか。