ダイソーで真空断熱のタンブラーが売っていると聞き、さっそく見に行ってみた。
お値段は500円+税と、ダイソーの中でもかなりお高め。しかし100円ショップとは思えないしっかりとした作り。かつ発売元がダイソーでは無い別の企業(後述)なこともあり、これは使えるんじゃないかと購入。
「ステンレスタンブラー」と「槌目ステンレスタンブラー」の2タイプが売られており、後者は凹凸の槌目加工がされている。特に決め手もないのでどちらにするか悩んだが、凸凹がない方が飽きが来なさそうなので前者を選んだ。
ちなみに自分が行ったダイソーでは300円のアルミタンブラーも売られていた。そちらは真空断熱ではないようなので間違えないよう注意。
持ち帰ってじっくり眺めてみたが、やはり全体的にクオリティが高い。箱が無ければ誰が見ても100円ショップの製品とは思わないだろう。まぁ500円だからそれほど間違いではないけども。
なんなら所有欲が満たされるレベルの出来。握った時の安心感がありあり。
断熱性も高く、冷たいものは冷たさが長時間キープされ結露せず、熱いものを入れても外側は熱くならず持ちやすい。そのへんは他にも検証している人がいるのでそちらに譲る。
そもそも真空断熱タンブラーの構造はかなりシンプルだと思われる。なので他の製品との性能の差は「実は真空になってない」なんてことが無ければ大差無いのだろう。
容量は360ml。大は小を兼ねるのでできれば400mlは欲しかったが、今のところ大きな不満はない。
外箱には「Made in Chine」と書かれ、本体底面には「Designed in Japan」のシールが貼られている。つまり中国製、日本デザイン。
ちなみに発売元の「アオヤギコーポレーション」はAmazonなどで別の真空断熱ステンレスタンブラーを販売している。そちらはこのタンブラーよりもデザインが凝っており、お値段も3000円ちょっとの高級品。そんなメーカーのものが500円で買えるのだからなかなかのお得感。
実際のところ似たような真空断熱タンブラーは1000円前後で売っているので滅茶苦茶コスパが良いとまでは言えないかもしれない。有名なブランドの安心感を取るか、少しでもお財布への優しさを選ぶかの二択といったところ。
以下、今回初めてステンレスタンブラーを買ってみて気づいたこと。
主に自宅でパソコン作業するデスクで使っているんだけど、飲み物を注いでからわりとすぐに飲みきってしまうので、保冷機能が役に立つ機会が意外と少なかったりする。
それどころか今くらいの気温(25度前後)だったら浄水器から常温の水を飲む機会が一番多く、お酒も飲まないので、若干の宝の持ち腐れ感がある。
保冷機能が活躍してくれるとしたら、もっと熱くなるこれからの季節になってからだろう。というわけで今後に期待したい。タンブラーに期待するってのも変な話だけども。