前回、前々回と100円ショップのグッズを紹介してきたが今回が多分ラスト。ダイソーの『USBミニスピーカー』。お値段は通常よりお高い300円+税。
PC用ディスプレイにつなぐ目的で購入。普段はヘッドホンを使っているが、長時間のゲームをプレイするときなどは肩が凝るのでスピーカーを使いたい。音質にこだわりはないがディスプレイの内蔵スピーカーとヘッドホンを切り替えるためにはいちいち後方のジャックから抜き差ししなければならないのが恐ろしく面倒。
ジャックに延長ケーブルを差して手前に引き込み、ヘッドホンとスピーカーを差し替えて使えれば便利だろう、と思っていたところにこのスピーカーを発見し、モノは試しということで購入してみた。
ちなみに以前はロジクール『Z120』を所有してたんだけど、雑に収納していたせいでコーン部分にダメージを受けてキチンと音が出なくなってしまったので破棄。みなさんもスピーカーの収納には気をつけましょう。

- 出版社/メーカー: ロジクール
- 発売日: 2011/06/24
- メディア: エレクトロニクス
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USBスピーカーという製品名だが、正確にはUSB給電であってパソコンなどのUSB端子から音を持ってこれるわけではない。看板に偽りがある気がするがいいんだろうか。
300円だけあって全体的にかなりチープな作り。今どきどこで作ってるんだろう思うくらい硬いケーブル、小学生が電子工作の授業で使うようなチープなボリュームダイヤル、金メッキなしのミニプラグなど。
しかし音質はお値段以上で、少なくとも廉価なPCディスプレイの内蔵スピーカーよりはいい音がする。変なノイズなどもない。
小型筐体なので低音は弱く、4畳半の部屋でも物足りない程度の最大音量だが、それ以外は特に不満はない。音楽も聞けなくはないと思う。チープな感じが逆にビートルズなどの昔の曲に合っている気すらする。
個人的にはディスプレイの下に置いたときに収まりの良いデザインも気に入っている。インテリアの邪魔になりにくい。主張もしないけども。
コンパクトなのでタブレット端末で使うのも良いかもしれない。先日買ったFire HD 10で使ってみたが音が良くなってイイカンジ。ただタブレットから電源を取るには「Micro B(メス)←→A(メス)」の変換ケーブルが必要と思われる。手元に無いので実際に動くかどうかは不明。
rhbiyori.hatenadiary.jp
なによりこの価格帯で外部電源付きのスピーカーは他に無いので、自分のように最低限の音が出てくれればOK、かつなるべくお金をかけたくない人にはピッタリと言える。
注意点としては、通常のスピーカーのようにボリュームゼロで電源オフになったりしないので、電気を節約するためには何らかの方法が必要。使用するパソコンなどの機器に直接つないでおくのがベターかもしれない。
安価なため改造の素体としてこのスピーカーを使う人も検索すると結構いる模様。同じ100円ショップで材料を集めてみるのも面白そう。