rh日和(仮)

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OW2日記 ルシオの使い方、立ち回りを考える ダイブ編成に最適なサポートキャラ

Overwatch Legendary Edition - PlayStation 4 (輸入版)

 PS4版『オーバーウォッチ2』の話。今回はルシオの使い方について、シルバー止まりの筆者が考えていきたいと思うので、参考にしたりしなかったりしていただきたい。

ルシオの印象

 現バージョン(シーズン1後期)のルシオの印象はキャラクター性能自体はトップクラス、ただ編成を選ぶキャラであり野良パーティーで使いこなすのはちょっとハードルが高い、という感じ。

 ルシオは味方をエイムしなくてもヒールできるため、攻撃参加がしやすいヒーロー。その代わりヒール量は控えめ。

 ヒールやスピードアップはルシオ自身にも効果が及び、壁走りのアビリティを持つため生存能力も高い。ブリギッテと並び、接近戦寄りのサポートキャラ。

 しかし攻撃力は低く、タイマン性能は高いとは言えない。まして敵にフォーカスを合わせられたら200のHPはすぐ溶ける。

 その生存力の高さは味方を守るために使ったほうがいい。敵にやられそうになっている味方がいたらスピードブーストで駆けつけてちょっかいをかけてすぐ逃げる、と言った具合に。

 その意味ではタンク的な役割も持ち合わせていると言える。求められるエイム技術自体は高くないが、壁走りなどの操作技術、独特の立ち回り、近距離戦での敵味方把握など、独自要素が強いため、上達を目指すなら難易度は高い部類に入ると思う。

クロスフェード

 ルシオの重要なポイントはまずクロスフェードによるヒールブーストとスピードブーストの切り替え。

 基本的にはスピードブーストを使い、味方のHPが減ったらヒールブーストに切り替える、というのが理想。混戦になったときはいちいち味方のHPを見ている暇が無いので「多分味方が攻撃食らうだろうな」という感覚でヒールを使えるといい。

 ただ「HPが減ったらヒール」と機械的に判断するのではなく、戦況に合わせてスピブを使いたい。敵の厄介なウルトやアビリティから味方を逃がしたり、逆に味方が有利になったときに攻勢をかけたり。自分が敵から逃げたいときもスピブを使うのも忘れてはいけない。

サウンドウェーブ

 もうひとつの重要なポイントがサブ射撃のサウンドウェーブ。敵を衝撃波で弾き飛ばす。英語圏では通称「ブープ」と呼ばれているらしい。

 ダメージが低く、弾き飛ばす距離も短いので、最初は重要性がわかりにくいかもしれないが、ルシオの存在意義の三分の一くらいはこのアビリティにあると言っても過言ではないほど重要。

 まず一番わかりやすいのが敵を穴に落として環境キルを狙う使い方。マップによっては積極的に狙える。

 同様に高台に登った敵を落とすのにも使える。その際はウォールジャンプが役に立つ。敵の高台による優位を消すのみならず、自陣の方へ敵を突き落とせば孤立した敵を倒すチャンスになる。

 接近戦が得意な敵を遠ざけたり、逆に自陣の方に入り込んできた敵が逃げるのを阻止するのにもサウンドウェーブ。後退して回復しようとする敵タンクを背中からブープし敵から孤立させたり。ゲンジの龍撃剣などはルシオでブープするだけで不発になることもある。

 そういったわかりやすい使い所でなくとも、ただ敵を横から弾き飛ばすだけで射線がずれて、結果的に味方の被弾を減らすことに繋がる。クールタイムが短いので積極的に使っていい。

アンプ・イット・アップ

 ブーストの効果を上げる「アンプ・イット・アップ」。なるべくスピードブーストで使いたいところではあるが、そのためには味方との連携が重要。これが野良でルシオを使いにくい要因でもある。

 味方や自分が倒されそうなら、スピードのために温存せずにヒールで使ってしまっていい。

ウォール・ライド

 ウォール・ライドに関してはとりあえずジャンプ連打していれば形にはなる。CS版の場合ジャンプのキーコンフィグがほぼ必須。PCでもマウスのサイドボタンに割り当てる人がいるくらい使用頻度が高い。

 ただ壁ジャンプするだけでなく、縦横無尽に高台に登ったりするには練習が必須。っていうか自分も練習中。

 移動速度が「壁ジャンプ>壁張り付き>通常移動」なので急ぐ時は壁ジャンプを使う。

 壁が90度に交わる角では2つの壁を交互にジャンプすることでまっすぐ上に上がることが可能。

サウンドバリア

 ウルトの「サウンド・バリア」は周囲の味方に高速減少する追加ライフを付与。D.Vaのウルトなどの大ダメージにも耐えられるが発動までに少し時間がかかるのが欠点で、ここでもゼニヤッタのウルトと対照的な性能となっている。

 その性質上、防ぎやすい敵ウルトとそうでないものがある。カウンターとして使いにくい場合や敵にウルトが無い場合は、単純にHPが低い味方を守るのに使ったり、敵と当たり合う前に撃って有利状況を作るのにも使える。

自分が考えるルシオの使い所

 自分がルシオを使うのは主に味方のタンクがウィンストンかD.Vaのようなダイブキャラで、DPSもダイブキャラ多め、かつ相方サポートがヒール量の少ないゼニヤッタ・マーシー以外のとき。マップはコントロールの時が一番出しやすく、プッシュも悪くない。

 基本は味方が見えるやや後方の位置に立ち、なるべく多くの味方にブーストがかかるようにしつつ、敵を攻撃。

 タンクのダイブなどに合わせてスピブで近寄って、同じ敵をフォーカスしワンピックを狙う。危ない味方がいたらかけつけてブープしつつ援護に回る。

 味方タンクのダイブが上手くないと活躍が難しいので、上手く刺さらないと感じたらキャラ変更している。

 現状少なくとも自分レベルの腕前のシルバー帯であれば、遠距離戦をするならアナ+キリコ、ダイブするならキリコ+ルシオを使っておけば大体間違いないと考えている。あとはポーク合戦になったらバティスト、敵ダイブに自力で対応するならブリギッテ、不和が刺さる敵にはゼニヤッタ、といった感じで特定の状況に合わせて選ぶ感じ。