『オーバーウォッチ2』の話。サポートでゴールドに到達。正直言ってランク落ちたくないのでシーズン1のランクマッチは終わりにして、今後の調整が検討中のブリギッテをクイックマッチで練習している。現在の使用率を鑑みると強化する方向で調整される可能性が高い。
ブリギッテの本来のキャラコンセプトは「敵に狙われた味方の元に駆けつけて守る」だと思われる。実際は実装初期から「チーム全体でひたすら前進し続けて敵を殲滅する」という戦法のパーツとして使われ続けたため、弱体化されまくって現在に至るわけだけれど。
立ち回りとしてはおそらくラインハルトに近い。耐久力はラインハルトの3分の2くらいなので、後ろ寄りで戦う。どうやって相手に近づくか、あるいはどうやって相手に「近づかせるか」が重要。
ウィップショット
基本は味方の近くに立ってウィップ・ショットで牽制しインスパイア発動を狙う。「いける」と思ったら近づいて殴りに移行。危ないと思ったらバッシュなどで逃げて盾で防御。
ウィップは弾速が少し遅いが弾のサイズがかなり大きいのでしっかり狙えば意外と当てやすい。ノックバックがあるので環境キルも狙える。
バリア・シールドおよびシールド・バッシュ
バリアについてだが、盾を割られるとバッシュで逃げられなくなってむしろピンチになる。なのでなるべく倒されない程度に体でダメージを受けるのが理想。HPにアーマーがあるので他のHP200キャラよりは固い。
スナイパーに狙われそうだと思ったら盾を構えたり、ロードホッグのフックを防いだりと、特定のアビリティなどを防ぐのに使うといい。
スタンが無くなった今作のバッシュは移動技の要素がより強い。これほど早い移動アビリティを、これほど短いクールタイムで使えるヒーローは実は結構希少。振り向きバッシュで逃げられるシーンは結構多い。
バッシュにもノックバック属性があるため、同じくノックバック属性のある一部の技を止めることが可能。正面から相打ちになるとお互いスタンしたりする。ラインハルトのタックル、ドゥームフィストのパンチなどが該当。ハルトのシャターをガードしタックルを止められればかなりのアドバンテージ。ブリギッテとしての生を実感することができる。
リペア・パックおよびインスパイア
リペア・パックはヒール量自体は実はかなり多い部類。HP200キャラに対しては1個投げれば十分なヒール量になる。しかも射程はかなり長い。
ただ持続ヒールなのと3個しか持てないのが辛みポイント。なるべく節約して無駄使いは避けたい。
いかにインスパイアを発動させるかどうかでヒール量が決まる。特に敵に近づかず発動できるウィップ・ショットがカギ。ヒールのために敵を攻撃するという意識が必要。
ブリギッテのヒール性能自体は、インスパイアを長時間発動さえできればそれなりに高い部類。ただ特性的には任意ヒールが得意なサポートと組みたいところではある。味方タンクがオリーサやザリアといった低機動力の場合は特に。
しかしスピードと近接攻撃力の高さを活かせる状況であれば、ルシオと組んでラッシュするのも大アリ。
相方サポートがタンクをヒールするのが得意なアナ、バティストあたりだった場合、ブリギッテの役割としてはDPSやサポートを優先的にカバーしたい。一方、相方がキリコやルシオだった場合は味方全体を見るフレキシブルな立ち回りが必要かと思われる。
アルティメット：ラリー
アルティメットの「ラリー」はカウンター性能が低いため、敵と当たり合う直前か直後あたりで使いたい。
正直、同じ味方強化であるキリコのウルトと比べると一段見劣りする性能だが、コンセプト通り味方を守る効果はこちらの方が高い。アップデートでウルトをリワークするという発言があったらしいのでそちらに期待したい。
有利ヒーロー、不利ヒーローを考える
バッシュのスタンが無くなったブリギッテだが、それでも相変わらずトレーサー、ソンブラといったフランカーには強い。ゲンジはジャンプされるとちょっと面倒。
フランクしてくる不届きな敵モイラに対して、もっとも強く出られるサポートヒーローもおそらくブリギッテ。
常に密着して戦いたくなるが、自分より接近戦が強い敵には徹底して近寄らないのも重要。ラインハルト、リーパーあたりに密着したら即やられると思った方がいい。ウィップやバッシュで距離を作りたい。
スナイパーや飛行キャラに対しては無力。ただオーバーウォッチのゲームルールは「陣取り合戦」なので、エリアを守ることでそれらのキャラに間接的に対処できる、とも考えられる
またそれらのキャラと戦う味方をヒールしたり、盾を構えて前に出てヘイトを稼ぐことでサポートすることもできる。
敵ジャンクラットに狙われた味方タンクにうかつに近づくとメイン射撃に巻き込まれやすいので注意が必要。タンクほどの体力は無く、盾も機能しないのですぐ倒されてしまう。
倒した敵ジャンクラットが残した爆弾に巻き込まれやすい。アンチというほどではないが、他の敵とは違った対処が必要なヒーローと言える。
