【GBVSR 第2回βテスト】
— GBVS/Granblue Fantasy Versus (@gbvs_official) 2023年10月27日
クロスプラットフォームによるオープンβテストを開催！
新キャラクター「アニラ」が使用可能となる他、ロビーマッチやトレーニングモード、新コンテンツ「ぐらばとっ！」などのコンテンツを体験いただけます！
奮ってご参加ください！
▼詳細https://t.co/7G6u08qOko#GBVSR pic.twitter.com/9gcjBxqJBA
『グランブルーファンタジーヴァーサス ライジング』のオープンベータテストが本日11月10日からスタートしたのでプレイ1日目の感想を書く。
そこまで格闘ゲーム上級者というわけではないので、システムの詳しい感想などに関してそこまで確証があるわけではない。そこそこ格闘ゲーム好きな人の率直な感想だと思っていただきたい。
バトルシステム。
おそらくダッシュのスピードが上がっているらしく、積極的に前に出て戦えるようになった（気がする）。
投げ抜けの猶予が減ったことで、投げを崩し技として使いやすくなった。
前回ベータではジークフリートを多めに使ったが、ひたすらウロウロ歩いて牽制して対空する、という戦い方を強いられた。投げが弱かったので相手を崩そうにも崩せなかった。
それに対し今回のバージョンでは、自分から走って立ち中攻撃を当てに行ったり、起き攻めで投げと打撃で崩す、という能動的な動きが出来るようになり、かなり面白くなった。
やはり格闘ゲームは対戦ツールである前にアクションゲームなので、自分からキャラを動かせるほうが爽快感があって楽しい。
ただダッシュが速くなった副作用として、ダッシュ攻撃の有用性が相対的に下がってしまっているかもしれない。
少なくともジークフリートに関しては、ダッシュからの通常攻撃のリーチが伸びたため、キャンセルが効く立ち中攻撃やしゃがみ中攻撃を降ったほうが相手を押し込みやすい。
起き攻めもダッシュ近距離立ち弱を重ねられる場面が増えたようで、わざわざ距離が離れるダッシュ弱を使う必要が感じられなかった。
ダッシュ強攻撃は前回のベータで使い所が見つからなかったが、今回も変わらず。
レイジングストライクは発生が遅くなった模様。
無敵技で返しやすくなったこともあり、崩し技としては性能が落ちている。
今バージョンのレイジングストライクは「当てること自体が難しい、当てられたらプレイヤーが上手い技」というポジションになっていると今の自分は感じる。個人的にはそのくらいのバランスで歓迎。
投げがあるので崩し自体はそんなに困らない。上級者同士の対戦だとどうなるかはわからないが。
アルティメットアビリティ（Uアビ）が通常技からキャンセルで出せるようになった。これ自体は単純に使い所が多くなって良い。キャンセル版はヒット時ゲージ回収しない、とか、アビリティゲージが無くても低下力で出せる、というバランスもいい。
ただ（Uアビ）自体のキャラごとの性能差はまだ若干感じなくもない。
例えばアニラのU版突進技は「発生が早くガードさせて有利で画面端でヒットしたらコンボ」という非常に優秀な技。
ジークフリートにはさすがにそこまで優秀なUアビはない。アーマー付きのガード不能技、コンボに組み込んで端まで運べる攻撃、飛び道具、無敵技など十分に優秀だが、コンボの中継に使いやすい技がない。
無印でメインキャラだったナルメアもトレモでちょっと触ったが、Uアビはあまりパッとしない印象。このへんは上手い人が開発したら状況が変わりうるので確かなことは言えないけれども。
ロビー。対戦はしていないが、ゲームセンターがあったり、キャラクターが描かれたパネルがあったり、サッカー場があったりと、遊び心が多いのが好印象。
トランポリンで高所に登ることができる。登った先にも対戦台がある。ただ対戦するだけなら必要ない要素だが、そこで待ち合わせしたりすると楽しそう。登ること自体にアクション要素もある。
さすがに対戦台の場所がバラけすぎている感じもちょっとするが、効率的に対戦したい人はランクマッチやカジュアルマッチをやればいいので大きな問題はなさそう。
ぐらばとっ！。グラブル版フォールガイズ。1回プレイ。
対戦自体はまっとうに楽しめた。対戦の息抜きにちょうどよさそう。
消える階段が出現したところで自キャラが階段にハマってしまい、動けなくなるという若干バグじみた挙動はあったが、そういうギミックだと思えばまぁ納得はできた。
演出がかなり簡素なのは気になった。格闘ゲーム部分の演出が非常に派手なのに対し、ぐらばとはおそらくロビー機能のプログラムを流用しているためあまり凝ったエフェクトなどがない。音楽も盛り上がりがやや薄い。
全体として前回のクローズドベータテストよりも好印象。
ただバトルバランスに関しては、前回から非常に短い期間で調整したであろうこともあり、まだ詰めが甘いと感じる部分もある。主にダッシュ攻撃やアルティメットアビリティ。
そのあたりは製品版が出てからでも良いので調整してくれたら嬉しい。
あとゲームの評価とは全然関係ないんだけど、カジュアルマッチをやったらやたらとカリオストロと当たることが多かった。元々トリッキーなキャラである上、前作でやり込んでいる動きの人ばかりだったので、対戦でかなーり苦労した。
操作がワンボタンになったことでスト6のモダン操作とかなり混ざるのも大変だった。トレモでだいぶ慣れたが、とっさに対空しようとすると前アビリティのかわりに特殊攻撃を押してしまう。ジークフリートだと自己強化が暴発して悲しいことになる。
ベータ版なのにトレーニングモードを使用可能にしてくれたのは非常に嬉しい。本来ベータ版は対戦のネットワーク環境などをテストすることも目的にしており、トレモではそれを確認できずデータが取れないためメーカー側としては損になるはず。プレイヤー優先にしてくれたのだろう。ありがたい。
