『ストリートファイター6』。モダンキャミィを練習中。あまりにコンボが出来ないのでしばらくトレモとCPU戦にこもって修行している。
やればやるほど本作のCPUはよく出来ていて練習になるなと感じる。
オススメなのがCPUレベル7。立ち回りで前ジャンプとドライブインパクトを多用してくるので、対空とインパクト返しのいい練習になる。
起き攻めは投げ重ねを多く仕掛けてくるので、遅らせ投げ抜けの練習もできる。
反撃が確定する必殺技などもそこそこ出してくる。確反コンボを確認できる。
要するに、防御の練習全般をやらせてくれるのである。もはや名教師レベル。
相手がダウンしたら、起き攻めにラッシュ攻撃を重ねて、ヒットしていたらコンボに行く練習をするといい。それで立ち回りに必要な要素はほぼほぼ揃うと言っても過言ではない。
ただ地上戦だけはCPU戦での練習はやや難しい。人間みたいに細かい動きを人間程度の精度で行うAIを作るのは技術的に困難なのだろう。
またCPU戦のレベルが上がると、お互いが密着した瞬間に即座に投げてくるため、投げで相手を崩す練習ができない。反応早すぎ。
なので攻めやコンボの練習をしたいときは1、2レベル下げたほうがいい。
CPUレベル8に関しては、ほとんどの攻撃を超反応で反撃してくるため、正直あまり練習にならないと思う。飛びもインパクトもほぼ通らない。固すぎ。中攻撃でチクチク攻めればそれなりに倒せるが、実戦とかけ離れすぎている。
トレモではなくCPU戦を使うメリットはゲージや体力状況に応じたコンボ選択の練習ができること。
スト6はとにかくコンボ判断が難しい。最大コンボを狙うこと自体はさほど難しくないが、安易にドライブゲージを使い切ってしまうとピンチにおちいる。
なので、倒しきれるか、もしくは体力大幅有利で相手が残りわずかという状況以外、ドライブゲージを温存しつつ高火力を狙わなければいけない。
CPU戦ならコンボのたびに異なる状況でゲージ判断する練習ができる。
もちろん実戦の方がより実戦的(同語反復)なのは確かだが、練習したいことが見つかった時にすぐにトレモに行けるというメリットもCPU戦にはある。ちょっとした時間にダラダラ練習できるのもいい。
ただCPU戦をやりすぎるとどうしても特有のクセがつきがちなので、実戦も交えながら練習していくのが理想。
なおCPU戦と対人戦は完全に別物。なぜならCPUはこちらに合わせて動きを変えてこないから。なのでレベル◯を倒せればランク◯◯に行ける、といった目安には全くならない。