映画「デッドプール」を見てきました。面白かったです。ええ。
デップーたんことデッドプールは、アイアンマンやウルヴァリンと同じアメリカのコミック雑誌「マーベルコミックス」のキャラクター。早い話、昨今のアメコミ実写化ブームに乗って映画化されたニューカマーである。
僕が最初にデッドプールを知ったのは、ゲーム「マーヴルバーサスカプコン3」。あのゲームのデッドプールは大変よく出来ていた。っていうかあのゲームのキャラは全体的に原作再現が素晴らしかった。対戦バランスはアレだったけど。
その後マーベル好きになった僕は、「ディスクウォーズアベンジャーズ」という子ども向けアニメをうっかり見てしまったり、映画のアイアンマンやキャプテンアメリカ・シビルウォーを見に行ったり、デッドプールの日本語訳コミックスの買ったりしてしまった。
そして今回のデッドプールの映画化。観るしかねぇ。見るしかねぇよ。ということで観に行った。
観に行ったところ、かなり面白かった。ギャグ満載で、メタネタ満載で、エログロありで、でも熱いヒーローもので、最後は甘いラブロマンス。そんな映画だった。
特に良かったのがデップーの喋り方。これまでのデップーのイメージそのままのマシンガントークで、これだけでこの映画に満点をあげたくなるほど良かった。
ギャグシーンもイイ感じで、お気に入りのシーンがいくつもある。まさか普通のモブキャラが絡んだギャグが一番好きになるとは思わなかったよ。
少々不満があるとすれば、デップーの性格が意外にまともだったこと。原作のデップーはもっとクレイジーで破天荒なイメージがあったけど、映画の中ではわりと目的本位に動いている。まぁ今作には恋人を救うという明確な目的があったからね。
戦い方にも、もうちょっと不死身さと回復能力を生かしたデップーらしさが欲しかったところ。二丁拳銃と二刀流を生かしたアクションは抜群にカッコよく、デップーの強さをよく表現できていたと思うのだが、「撃たれても平気」という以外の不死身要素を盛り込んで欲しかった。バトル以外では不死身が生きていたけど。
まぁこの辺のことは、続編が出てくれれば(意味深)きっと解決するだろう。味方がコロッサスとネガソニックの二人だけだったのも物足りなかったが、きっと続編では原作で絡んだキャラとかが出てくれるに違いない(意味深)。
ぜひデッドプールにはX-MENだけでなくアベンジャーズにも登場して欲しいのだが、配給会社が違うので今の所可能性が低い。それでもデップーなら……デップーならなんとかしてくれる!
- 作者: ファビアン・ニシーザ,ロブ・ライフェルド,マーク・ブルックス,シェーン・ロー,パトリック・ジルシャー,小池顕久
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