最近はマム・タロト武器の活用法検証を主な目的としてプレイしている『モンスターハンター:ワールド』の話。今回はヘビィボウガン「ガイラアサルト・賊」を取り上げる。
- 出版社/メーカー: カプコン
- 発売日: 2018/01/26
- メディア: Video Game
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マム・タロトが配信された直後から話題になっていた「ガイラアサルト・賊」。ドスジャグラス素材の「ジャグラスキャノン」をベースとした性能なのだが、あろうことか散弾Lv3の装填数が0→6になるという超絶進化を遂げた。スキルの装填拡張をつければ8発装填が可能。
数値上の攻撃力こそ他のヘビィボウガンに劣るものの、時間あたりのダメージ効率は全ヘビィボウガン中トップクラス。もしかすると本作に登場する全武器の中で最も物理火力が高い可能性すらあり得る。比喩とかでなくマジの最強。
ただしマム・タロトのように射撃に対してやたら硬いモンスターとの相性はイマイチ。近距離で弱点が狙いにくい相手も苦手。なんにでも賊を担げばいいというものではない。
それとマルチプレイにおける散弾は近接武器のプレイヤーの妨げになりがちなので、基本的にはソロで使うか、あらかじめ他の人の許可を貰ってからで使うべき。
まず発動させたいスキル「装填拡張」「散弾強化」「無属性強化」
この武器の火力を引き出すには、まずスキル「属性解放/装填拡張」で装填数を増やしたい。
何度も言うがボウガンにおいては装填数こそ正義。6発が8発になる場合、仮にリロードに射撃2発分の時間が掛かるとして単純計算すると、ダメージ効率は約1.06倍になる。多分。計算間違ってなければ。
次につけたいのが「散弾強化」。散弾の威力が1.1倍、つまり10%増しになる。攻撃力強化スキルで攻撃力が何%増えているか計算してみればその強さがわかるだろう。装備で発動するのはラヴァグリーヴα・βしか無いのでちょっと大変。装飾品はかなりレア。自分は先日ようやく入手した。
同様に攻撃力が1.1倍になる「無属性強化」も有効なのでぜひつけたいが、こちらは実質的に装飾品が必須。それほどレアではないが出ない人は出ないと思うので、物欲センサーに負けずに頑張っていただくしか無い。
カスタム強化の考察
火力重視の武器なので、カスタム強化に迷っているならとりあえず「会心」「攻撃」をつけるのが鉄板。
ただ「スロット」をつけた方が、モンスター毎の対策スキルを発動させやすくなるので悩ましいところ。
「回復」は弾丸1ヒットのダメージ分しか回復しないので、基本的には非推奨。ただ雀の涙ほどの回復量とは言え完全にムダなわけではないので、どーしてもやられたくないならつけてもいいと思う。
火力重視装備のスキルと立ち回り
火力を優先するなら「弱点特効」「超会心」「渾身」で会心率を上げるのがベター。会心率100%を目指すべし。タイムアタックをやるならあえて50%に抑えて「達人の煙筒」を使う手も。余裕があれば「攻撃」や見切りもつけよう。
ボウガンのカスタマイズは「反動抑制」「近距離」「近距離」がオススメ。反動抑制1つで散弾Lv3の反動を最小に出来るのもこの武器の魅力。
装備例としては、
- 頭:竜王の隻眼α
- 胴:マムガイラメイルβ
- 腕:カイザーアームβ
- 腰:オーグコイルβ
- 脚:ラヴァグリーヴβ
- 護石:渾身の護石
といったあたりが装飾品が少なくても作りやすい。
火力重視装備の場合、弱点に当てれば最大で20以上のダメージを7ヒットという、もはや他の全武器の存在価値を揺るがしてしまうような数値を叩き出すことが出来る。
タイミングさえ合えば、ひるませ続けて連続攻撃も可能。さらに強打の装衣とも相性抜群で、ソロで頭を狙えばすぐに気絶させられる。ぶっちゃけただのハメ。
ただし防御行動は回避だよりになるため立ち回りの安定性は低く、プレイヤースキルが求められる。近作のヘビィの前転回避はかなり遅いので、あまりコロコロ転がるとダメージ効率も落ちてしまいがち。
どうせ安定性が無いのなら、回避・不動・転身などの装衣を使って短期決戦を目指す方がオススメ。火力はロマン。
ガード重視装備のスキルと立ち回り
今作ではヘビィボウガンのシールドが強化され、装備構成次第ではガードメインの立ち回りも十分に可能になった。今回この武器を使い始めて初めて知った。
まずカスタマイズではシールドを選択。シールドの数を増やすごとにガード性能が「片手剣相当」「大剣相当」「ランス・ガンランス相当」に上がっていく。
さらにスキルはもちろんガード性能をつける。相手モンスターにもよるが、シールド2つとガード性能Lv5をつけておけば困ることはほぼ無い。強化中の古龍のみちょっとキツイ程度。もう一つのカスタマイズは反動抑制で。
装備例だが、護石を「鉄壁の護石Ⅲ」にし、「バゼルメイルβ」か「ガンキングリーヴα」でガード性能Lv5にしたら後はお好みで。
当然ながら火力重視装備よりはダメージ効率は落ちるが、それでもそんじょそこらの武器よりポテンシャルは高い。
ガード強化についてだが、ヘビィボウガンは攻撃のスキが小さいので、ガード強化が必要な攻撃を確認してから回避行動に移れば対処可能な場合がほとんど。なので優先度はあまり高くない。発動させるの大変だし。キリンやテオに対して保険でつける感じで。
立ち回りとしては、モンスターの攻撃をガードで受け流しつつ、近づいて弱点に射撃。イメージ的にはガンランスのような感じ。
射撃しながら歩けるのが地味にとても重要なので、ちょうどいいポジションニングをキープしながら撃ち続けよう。当然だが射撃中やリロード中はガードできないので注意。
立ち回りの安定感はそれなりにあるが、防御力が低く、納刀が遅く、ガードできる方向の角度がランスやガンランスほど広くないため、ワンミスからピンチになりがち。スキル「早食い」や「納刀術」を発動させておくと安定度がアップする。