rh日和(仮)

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公式『DUALSHOCK®4背面ボタンアタッチメント』でオーバーウォッチはプレイしやすくなるか

 「DUALSHOCK®4背面ボタンアタッチメント」が発表された。まさかのソニー公式背面ボタン追加パーツの発売である。

www.jp.playstation.com

 コントローラーでFPSやTPSをプレイした人が誰しもぶち当たる壁。それが「ボタン足りない問題」。両親指をアナログスティックの上においているとL1・L2・R1・R2の4つのボタンとL3・R3のスティック押し込みしか使えず、メイン射撃、エイム、サブ武器、ジャンプ、ダッシュなど操作が多彩なシューティングゲームをスムーズに操作するのが難しい。スティック押し込みは固くて使いにくいし。

 そんな問題を解決するため、これまでもサードパーティなどから「背面ボタン」を搭載したコントローラーやアタッチメントが発売されてきた。背面ボタンとは、コントローラーを握ったときの薬指や小指の位置にボタンを配置することで、アナログスティックから親指を離さずに操作可能なボタン数を増やしたもの。

 既にソニー公認で「REVOLUTION UNLIMITED PRO CONTROLLER」が公式通販サイトで販売されていたり、今後発売予定のPS5用コントローラーに背面ボタンが付くのではないかと噂されていたが、よもやこのタイミングで公式アタッチメントを出してくるとは想像もしていなかった。個人的にはニンテンドー3DSの拡張スライドパッドを彷彿とさせるおもしろガジェットである。イワッチメント。

 ともあれ公式背面ボタンの登場により、今までややグレーな存在だったものが完全にソニー公認のものになったことになる。オンラインプレイでの使用なども気兼ねなくできるようになるだろう。

 既存製品との違いについてだが、DUALSHOCK4はパーツの信頼性や入手のしやすさから、高価格なサード製コントローラーを差し置いてプロプレイヤーも愛用している、らしい。そこに直接背面ボタンを搭載できること自体が大きなメリットと言える。しかもお値段2,980円+税でわりとお手頃。

 ただ他の多くの背面ボタンが4個以上なのに対し、この公式アタッチメントは右1個、左1個の合計2個だけ。より多くのボタンを使いたい人には不満かもしれない。


 と、自分がそんなことを考えたのはチーム対戦型FPSの『オーバーウォッチ』に今現在ハマっているからであり、まさに「ボタン足りない問題」に悩んでいるからだったりする。

オーバーウォッチゲームオブザイヤー・エディション - PS4

オーバーウォッチゲームオブザイヤー・エディション - PS4

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
  • 発売日: 2017/10/05
  • メディア: Video Game

 オーバーウォッチの場合、キーコンフィグでジャンプをL1ボタン、アビリティの1つをL3(左スティック押し込み)に割り振ることで、ある程度不自由なくプレイできる。

 でもやっぱりスティック押し込みは一瞬押すのが遅れるし、連打も非常にやりにくい。

 キャラによってはウルトを△ボタンで押すのにも問題がある。特に感じるのがトレーサーのパルスボム。今はウルトを撃つときだけ右手モンハン持ちしているが持ち替えのラグが生じてしまうし、常時モンハン持ちだとエイムに支障が出る。

 そして今一番悩んでいるのがバティストのエグゾブーツ。他キャラでほとんど使わない「しゃがみ」が必要になるためどうやってもボタンが足りない。敵に囲まれたらハイジャンプで粘るのが強いと聞いたがどうにも真似しようがない。

 公式背面ボタンアタッチメントの左にアビリティ、右にウルトを配置し、スティック押込みをしゃがみに割り振れば、上記の問題は解決する。欲を言えばリロードと近接攻撃も背面ボタンでやりたい気持ちはあるが、そこまで求めるならモンハン持ちを練習したほうが良さげ。

 っていうかPS5のコントローラーに背面ボタン4個つけてPS4対応にしてくれれば全ては解決する話。ぜひその方向でお願いしたい。でも無駄にボタンを増やすとライトユーザーが混乱するっていう別の問題もあるからなぁ。まぁなんにせよアタッチメントの発売を待ちたいところ。