rh日和(仮)

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『グランブルーファンタジー ヴァーサス』の参戦キャラクターをざっくり紹介してみる

  2020年2月6日発売予定の対戦アクションRPG『グランブルーファンタジー ヴァーサス』。アークシステムワークス開発+人気スマホRPG原作ということで今からワクワクみが止まらないです。

 そんなグラブルVSに参戦する11人+DLCで追加予定の現在公開されている4人のキャラクターの設定や性格についてざっくりとまとめてみました。キャラを見た目や設定で選びたい人の参考になれば幸い。詳しいことはwikiなどを参照のこと。

 ちなみに筆者は2018年末からグラブルを始め、そこそこプレイしている程度の初級騎空士。持っていないキャラや見られていないイベントが複数あるので、その辺ご理解の程よろしくお願いします。

グラブルの世界観

 「空の民」と呼ばれる人々が空中に浮かぶ島で暮らしている。はるか昔「星の民」との間で起こった覇空戦争によって世界が今の形になったとされているが、詳しいことは明らかになっていない。

 島の間は「騎空艇」という古代技術で空を飛ぶ船で移動する。騎空団という傭兵集団が存在し、盗賊やモンスター退治を行っている。

 ストーリー序盤では悪の「エルステ帝国」が版図を広げており、主人公と戦うことになる。

 人間に4つの種族がある。現実の人間に近い「ヒューマン」、獣耳がついた「エルーン」、頭に角を持ち男は巨体で女は小柄かつ胸部が発達する「ドラフ」、成人しても子どものように小躯な「ハーヴィン」。

グラン

 主人公。行方不明の父親を追いかけて生まれ故郷の島を旅立った少年。原作ではプレイヤーが任意の名前をつけるのだが、デフォルトネームおよびアニメなどの派生作品でグランと呼ばれている。女主人公を選ぶと後述のジータの姿になる。

 なんだかんだで15歳にして騎空団の団長になる。天賦の才に加え、島でババアに修行をつけてもらったおかげで様々なジョブを使えるが、グラブルVSでは初期ジョブのファイターで参戦。舐めプというわけではなくアニメに準拠したのだろう。

 原作グラブルでは基本的に無口でCVの無いドラ○エタイプの主人公。唯一言葉を発するのはプレイヤーが会話の選択肢を選ぶ場面なのだが、しょーもない冗談を選べる場面が多々あるので意外とお茶目さんなのかもしれない。

 いつも隣にいる蒼髪の少女ルリアは星晶獣(FFの召喚獣みたいなの)の力を使うことができる。こちらもなんだかんだあってグランと命を共有することになった。大食い。

 相棒の赤い小動物ビィは主人公が島にいた頃からのいわば幼馴染で、原作ではしゃべらない主人公のセリフを代弁することが多い。その正体はストーリー中で明かされる。公式パロディ漫画では生物の枠を超えた謎の存在になってしまっている。

カタリナ

 元帝国の中尉だったが帝国に囚われたルリアを救うため共に脱走し、グランの騎空団に入る。

 庇護欲の化身。とにかくルリアを守りたガール。真面目な性格だが料理下手、可愛いものが好きなどギャップ萌えを狙った属性をそれなりに持っている。

 解放奥義で登場するシルバーチャリオッ○みたいな銀色の剣士は、グラブル本編よりも先にお披露目された星晶獣「アレス」。カタリナと契約してスタンド、じゃなくてペルソナ、じゃなくて守護獣になった。

シャルロッテ

 リュミエール聖騎士団団長。ハーヴィン族のれっきとした成人女性。

 研鑽努力によって団長に上り詰めており、非常に高い戦闘技術で体格のハンディを補うヨ○ダ的な剣士。キャラ個別ストーリーではランスロットと互角の組手をしている。

 コンプレックスである身長を伸ばす方法を探すため騎士団を抜け出した。団長としていいんだろうか? と思わないでもないが、部下達は暖かく見守っている模様。かわいいからしょうがないね。

ランスロット

 フェードラッヘ白竜騎士団団長。白竜騎士団に関連する一連のシナリオイベントの主役的ポジション。国に忠を尽くす正義漢であり、爽やか系イケメン。部屋の片付けが苦手という取って付けたような設定がある。

 シナリオイベントで「牢屋に繋がれたバージョンのランスロット」が配布されたのだが、なぜか季節ごとの特別ボイスが通常バージョンとは別に配信されていっているため、毎年牢屋に繋がれたランスロットに会いに行くシナリオが発生している。パラレルワールドなのか? つーか早く助けてやれよ主人公。

 別のイベントでは元上司のジークフリードが敵役の悪巧みを全て秘密裏に前もって潰すという大立ち回りをやらかしたこともあり、どうも存在感が薄くなってしまった。

パーシヴァル

 名家出身で、良い国造りを目指し旅をする男。ランスロットとは顔なじみでありライバル。オラオラ系イケメン。

 主人公達を「家臣」呼ばわりする尊大な態度とは裏腹に、「家臣」想いの兄貴肌。新手のツンデレ。兄のアグロヴァルとバチバチやりあっている。

フェリ

 とある島で星晶獣の影響を受け幽霊となった少女。病気で島を離れた妹を待ち続けていたところに主人公と出会った。幽霊になったのはかなり昔なのでこの世にいる時間は見た目より大分長い。

 一般的にイメージされる幽霊とは異なる存在らしく、実体があり服を着替えたりもできる。むしろ幽霊だということを忘れられがち。

 通常時の性格は多少勝ち気な程度のなのだが、戦闘になると突然ドSなセリフを発してムチを振るいペットの幽霊を使役する。そのギャップにやられる人も少なくないらしい。

ローアイン

 一目惚れしたカタリナを追って騎空団に乗り込んできた元アルバイトのチャラ男。友人のエルセム、トモイと共に行動している。いかにもパリピ的なノリで喋るのだが結構な割合でネットスラングが含まれていたりする。

 ノリは軽いが基本的に真面目なヤツ。戦闘員としてはそこそこなので留守番することが多いのだが、アルバイト経験を活かした料理人としての腕前は高く、団員の好みや出身地に合わせてメニューを変えている。出来るチャラ男。

 エルセム達とひたすら妄想トークを繰り広げるシナリオイベントが複数配信されており、グラブルVS内での技のネタもそこからの流用。本来の設定ではカタリナ型戦車を出したりユグドラシルと共闘できるわけではない、ハズ。

ファスティバ

 カジノ艇で行われる興行「デュエル」にて戦うデュエリスト。要するにプロレスラー。性別を超越した存在。

 愛のために戦う愛の戦士。墜落した騎空挺を発見し人命救助していたところをスカウトされた。自身が生まれ育った孤児院に仕送りをする伊達直人的一面も持つ。

 さらに騎空挺内のバーではママ的ポジションで夜な夜な団員たちの悩み相談に乗っている。ぐうの音も出ないほどの聖人である。

メーテラ

 弓と魔術の天才。飛翔術を用いて騎空挺を使わず単独で島から島へ渡り歩くことができる若干チートじみた実力を持っている。

 生まれ故郷の島で守り神の封印を護っていたが、自由を求めて旅立った自由人。その際ちゃっかり父親のヘソクリを盗んできている。自由人の域を超えている気がする。

 ファッションが趣味のギャルだが妹思いの一面もある。そんな彼女にビィがつけたあだ名は「ハレンチ姉ちゃん」。あんまりにもあんまりである。

ゼタ

 星晶獣狩りを目的とする「組織」のメンバー。

 快活で気の強い金髪美女だが、ひとたび「アルベスの槍」を振るえば強大な星晶獣も打ち倒す。水着コスチュームが眼福。ガイナ立ちに定評がある。

バザラガ

 ゼタと同じ「組織」の一員。得物は「大鎌グロウノス」。

 自ら「特別製」と称する肉体は痛覚を持たず、力で敵をねじ伏せる。仮面の下は謎。基本的に寡黙だが仮面ジョークを飛ばすなど気さくな面も。ゼタなどと恋愛フラグが立っているが、ギャルゲ主人公属性を持っているためそれに気づかない朴念仁。

黒衣の男

 「どうして空は蒼いのか」から続く一連の天司関連イベントの悪役。ルシファーから「バブさん」と呼ばれているあたり、本名がモロバレである。

 本編では非プレイアブルキャラクター。ストーリー上でも未だに謎の多い存在であり、正直よくわからん。グラブルVS内でそのあたりが描かれるかどうか注目。

ナルメア

 修業によって剣術や瞬間移動を身につけた刀の達人。その強さとは対照的に性格は至って温和であり、極度の世話焼き。主人公を「団長ちゃん」と呼んで世話を焼きまくる。尽くすタイプの対人依存症。

 抜群の戦闘力を持ちながら自分に自信を持てずにいる。彼女がそうなった原因は出自にあり、ストーリーを通して克服することとなる。でも世話焼きなのは相変わらず。

 スタイル抜群で低身長のため男性プレイヤーの人気がすこぶる高い模様。詳しくは画像検索推奨。

ソリッズ

 鍛え上げた己の肉体が究極の武器、がモットーの拳闘士であり、無類の女好き。女湯覗きが趣味で公式にエロジジイ扱いされている。

 プロデューサーによると「拳で戦うキャラが欲しかった」ためVSに参戦したとのこと。グラブル原作内の戦闘モーションも格闘ゲーム風である。

 とあるイベントでは褌一丁で超巨大カツオを釣り上げた。褌専用のボーカルつきBGMも用意されている。いわゆる公式が病気。

ジータ

 主人公の性別選択で女性を選んだ場合の姿。ちなみに主人公の性別はいつでも変更可能。その辺のストーリー的な説明は特に無い。

 原作グラブル内ではごく一部のストーリーやテキストを除いてグランと同じ扱いになっている。

 一方アニメ版では、パラレルワールド的展開としてジータが主人公のエピソードが各クール1話ずつ放送されたのだが、グランと比べて非常に高い戦闘力を持ち、かつ多数の団員を抱えているため「重課金」「廃プレイヤー」などとネタにされた。

 ゲーム内では無個性でありながら、ジョブごとのイラストが大変ハイクオリティなため、数多のグラブル女性キャラクターの中でも上位の人気を誇っている。