rh日和(仮)

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GGST日記 ジオヴァーナ 新Ver 1.10(バトルVer 1.05)1日目のメモ

GUILTY GEAR -STRIVE- - PS4

 『ギルティギア ストライヴ』の話。新バージョン1.10が配信されたのでさっそく持ちキャラのジオヴァーナでオンライン対戦して気づいたことをメモ。



 セパルトゥラ、トロヴァォンは補正が重くなりコンボダメージが低下。純粋な弱体。



 ソウ・ナセンテ(昇竜)は判定が上へ移動。地上牽制に負けやすくなったので地上戦で振りにくくなった。今までリターン勝ちを狙ってブン回せてたのがおかしかったとも言える。一方で対空としての性能はかなり上がったので相手が飛んだらぶん回そう。



 ヴェンターニア(覚醒)が2ヒット以降空中喰らいになるよう変更されたことでヒット中の敵の位置が手前寄りになり、結果的に壁割り可能な距離が短くなってしまった。結構手痛い調整。



 近距離Sのノックバック増加はやっててあまり感じない。むしろFD強化で離されるようになったことの方が問題。



 遠距離Sの下方向への攻撃判定が削除され、6Pなどに負けるように。確実な弱体化だが今までの低姿勢技にすら勝てていた判定が強すぎだったのかもしれない。



 しゃがみSの攻撃判定が上に拡大したらしいが違いはあまり感じない。



 立ちKの空中ヒット時の吹き飛びが遠くなってしまった。コンボパーツの立ちK→6HSがかなり繋がりにくくなり、運び性能がダウン。微ダッシュ立ちK→6HSはつながるが、毎回微ダッシュが間に合うわけではない。浮きが高くなった感じがあるのでエリアルはやりやすくなったかもしれない。



 6Pの浮きが高くなった。地上の相手に6P→セパルトゥラが繋がるように。地上戦でダッシュ立ちK→6P→セパルトゥラがわりと入れ込めるようになったのも嬉しい。



 ダッシュから各種行動へのキャンセル可能タイミングが早くなった。これが今回の最大の強化点

 どうやらダッシュ後1フレームからキャンセル可能らしい。間違ってたらごめん。いわゆるステップキャラだったジオヴァーナだがこれにより近距離に限ってダッシュキャラと同じような動きをダッシュキャラより高速で行えるようになった。

 立ち回りで細かい間合い調整が可能になり地上戦が強化。微ダッシュ足払いはかなり強いと思う。

 またコンボでも微ダッシュが活用可能。自分が見つけたネタは、画面端セパルトゥラ(カウンターヒット)→微ダッシュ立ちK→JHS→JD→着地Kセパルトゥラでノーゲージで壁を割れる様になった。暴れ潰しからのリターンが取りやすくなった形。

 一方でダッシュ周りはほぼ別キャラに操作性がかなり変わってしまったので、慣れるまでに時間がかかりそう。ダッシュ距離が足りない事故が多発する。たとえ慣れても細かい距離調整を使いこなすのは難しそう。



 全体調整で言うと、ジャンプS、ジャンプHSからの派生行動が増えたのがかなり大きい。ジオヴァーナのJHSは下への判定がやたら長く横にも判定がある隠れた強技だったがそこからの2段ジャンプや空中ダッシュ、JDへのガトリングが追加されたのは結構ヤバい。

 エリアルコンボでJHS→JDは使い勝手がいい。JK→JDより相手が浮くので繋ぎやすく火力も高い。

 地上固めからジャンプしてJHS→JDもしくはJHS→低空ダッシュなどで固め継続がやりやすくなった。一方で全体的に6Pが強化されたので受け手側も対空からのリターンが狙える。飛びが強くて対空も強いバランスは過去作に近づいていると言える。

 起き攻めにJHSを重ねて着地下段と低空ダッシュ中段(画面中央ならめくりポエンチ)という起き攻めも考えたけど実戦で試せてない。

 背が高いキャラに対して立ち喰らい時限定の上りジャンプコンボが既に発見されている。全画面運んで壁を破れるらしい。流石に強すぎるて調整されそうなので見て見ぬ振りをしている。ついでにジャンプ攻撃の判定が弱くされたら嫌だなぁ。



 総じて言うと、ストライヴのルールから逸脱していたと思われる強すぎる要素(ぶっぱナセンテ、運び距離、火力)が弱体化され、代わりにダッシュキャンセル距離という新しいやりこみ要素、おもちゃが与えられたという印象。

 他キャラを見ると全体的に飛び道具が強化されたのが向かい風。FD強化で固めにくくなったのも、近S固めが軸だったジオヴァーナには辛いところ。

 少なくとも前バージョンのジオヴァーナと比較すると相対化に弱体化されていると思うが、前バージョンの「一発どこかでデカイのを当てて火力で勝つ」というキャラ性能は少々大味だったので調整方針の納得感はわりとある。開発の余地はわりとあると思うので今後に期待しつつ使っていきたい。