『ギルティギア ストライヴ』の話。新バージョンのジオヴァーナを使ってぼちぼち対戦している。少しずつだけど強みが見えてきた。
自分が一番だと思う今バージョンの強化点はダッシュ立ちKの実質的強化。立ちKの性能そのものは空中ヒットバックの増加により弱体化しているが、6Pの浮き増加により「ダッシュ立ちK→6P→セパルトゥラ」がほぼ確実につながるようになったため、ダメージが増え、かつダッシュ立ちKをガードされた後の選択肢が増えた。
しかも5K6Pセパルは画面端なら中量級以下に壁割りコンボをつなげることができる。画面端固め後の仕切り直しの状況でダッシュ5Kをぶっこむのが本当に強い。
対空の6P→セパルトゥラがほぼどこでも繋がってダウンからの起き攻めが出来るようになったのもかなり大きい。6P自体は全キャラ共通の調整だが、セパルトゥラを持っているおかげでジオヴァーナの恩恵はより大きい。
あとダッシュキャンセルが早くなったので改めてダッシュの使い方を見直してるけど、やっぱりこのキャラのダッシュは強い。っていうかダッシュガードが強い。相手の牽制をめり込んでガードすることが出来るのでその後の展開が有利になりやすい。ストVやグラブルVSで前歩きガードしていた時の感覚に近い。ダッシュガードの仕様は多分前バージョンと変わってないはずだけど。
弱体化点で一番痛いのはヴェンターニアの壁割り可能な距離が極端に減ったこと。「前バージョンだったら壁割れたのにな……」という場面がかなり多い。
他キャラは全体的にコンボの運び距離を伸ばす調整を受けているように見える中でジオヴァーナはあまりコンボが伸びておらず、しかもヴェンターニアの運びも奪われたので結構キツイ。
ソウ・ナセンテが相手の地上技にあまり勝てなくなり、どちらかというと高空に逃げる相手に持続を当てる置き対空という使い道になったと感じる。その分6Pが使いやすくなったので対空自体は出来るんだけど、カウンターでフルコンボだったナセンテと比べるとリターンは激減している。
セパルトゥラに補正が乗ってコンボダメージが伸びにくくなったのもフツーに痛い。暴れ潰しのメインなので如実に火力低下が響く。
全体的に見ると、ワンチャンスの火力で試合を持っていけた前バージョンからうって変わって、ダッシュの地上戦と6Pで渋く立ち回るキャラにシフトした印象。
バカスカ長いコンボを繋げるようになった他キャラと比べると相対的なキャラの強さは落ちてるように感じるが、そこは今後の研究次第だろう。