PS5版『ギルティギア ストライヴ』がアップデートによって入力遅延の軽減がなされた。有志の方が入力遅延を検証した結果が以下のツイート(問題があれば消します)。
お待たせしました、
— kimagre gaming@ゲーム検証 (@kimagreGaming) 2022年8月9日
「GUILTY GEAR -STRIVE-」の入力遅延を各機種v1.21で再測定しました。
PS5の入力遅延が減り、PS4Pro・PS4onPS5・PS5は同じレベルになりました!
Steam版も60Hzだと同程度です。#inputlag#GGST #ギルティギア pic.twitter.com/vT3XvWKGs6
PS5版(4K60Hz)の遅延が2.75フレーム、Steam版(1080p60Hz)の遅延が2.50フレームと、ほぼ同じ値になったようだ(いずれも最頻値)。
Steam版を120Hzや240Hzに設定すればさらに1フレームほど遅延が減るようだが、そこまで高フレームレートの環境を用意するにはPC、モニター共に費用がかかる。
つまりそこそこのスペックのPCを用意するよりPS5を買ったほうが高いコスパで快適にギルティギアをプレイできるようになったと言っていいだろう。
近年、格闘ゲームにおいて家庭用ハードの入力遅延が問題になってきた。特に『ストリートファイターV』などのタイトルは、ハイスペックPCでプレイすることにより最大で3~4フレーム遅延を少なくすることできたため、「高価なパソコンを持っていない人は不利になる」という不公平が存在していた。
しかし今後発売される格闘ゲームがギルティギアと同等に遅延差を最大でも1フレーム程度に抑えられるのだとしたら、不公平感はかなり少なくなる。
大会を志向するようなトッププレイヤーは引き続きハイスペックPCで対戦するかもしれない。しかしこの程度の遅延差であれば今後はPS5で大会が開かれるようになり、トッププレイヤーもPS5をメインにプレイするようになるかもしれない。
そうなってくれれば遅延問題はほぼ解決と言えるが、現状最大にして唯一の問題点が、ご存知の通りPS5の流通量の少なさ。そこはソニーさんにがんばっていただくしかない。
PS4版の不利が明確になってしまったことによってPS5を入手するまで対戦する気があまり起こらなくなってしまったという問題もある。そのためだけにPS4Proを買う気もしないし。そこはがんばって入手するしかないんだろう。