先日追加された歴戦王ネルギガンテおよびクエスト「破滅が来たりて喇叭を鳴らす」の攻略について。
古龍には珍しく物理攻撃と棘飛ばしのみで戦う正統派モンスター、ネルギガンテ。どちらかといえば通常個体や歴戦個体は他の古龍と比べて戦いやすい相手だった。
しかし歴戦王個体は新モーション追加に加えて全体的にスペックがアップしたことで、固い、素早い、高火力の3拍子揃った難敵に変貌を遂げた。マジで強い。
軽い気持ちで挑むと痛い目を見るが、キチンと対策を練るほど戦いやすくなるため本作屈指の良モンスターと言っていいんじゃないかと思う。
歴戦王ネルギガンテの概要
とにかく常時怒り状態と言っていいほど怒りやすく、怒り時の火力は驚異的。最終強化した剣士防具でも、被弾2発でやられる危険が常につきまとう。「破棘滅尽旋・天」は体力200でも1発ダウンがありうる超威力。それにしてもスゴイ技名だ。
過去作におけるG級モンスターのような緊張感が味わえる。見た目的にもG級シャガルマガラっぽい。地雷も無いので良心的。安定して倒したいなら防御重視のスキル構成で挑むべし。
初期位置には2箇所落石ポイントがあるので確実に当てたい。
他の歴戦王古龍クエストと同様、他の古龍が乱入してくることがある。本クエストの場合、どうやらクシャルダオラとテオ・テスカトルのいずれかである模様。アイコンによるとどちらも歴戦王個体らしい。
古龍とネルギガンテが遭遇すると縄張り争いが発生。おそらく100%ネルギガンテが勝ち、負けた古龍は撤退していく。縄張り争い発生直前にひるませてしまうとキャンセルされてしまい古龍が居座ってしまうので、両者が近づいたら遠くで砥石を使うなどして見守るといい。
瀕死状態になると巣に戻るわけだが、そこから倒すまでに削らなければならない体力がかなり多い。瀕死ってなんだっけと思うレベルでタフ。しかも瀕死時はパワーアップ状態(翼を広げた状態)になりやすいのでより危険。確実に倒したいなら一旦モドリ玉で戻って寝かせて爆弾を当てる戦法を繰り返すといいかもしれない。
歴戦王ネルギガンテの新モーション、強化モーション対策
新モーションのうち、最もヤバいのが超高速で飛び上がり体当たりをしかけてくる「クイック飛びかかり(仮称)」。とにかくスピードが早く、常に警戒していないと被弾してしまう。怒り時は威力も高い。前腕に棘があると威力が上がっている可能性がある。
怒り時やパワーアップ状態の時ほど発動率が高く、連続で繰り出してくることすらある。この技への対策がネルギガンテ攻略最大のカギと言っていい。
最も簡単な対策はランスやガンランスのようなガード武器でガード主体に戦うこと。ただしガード性能Lv5があっても削りダメージを受ける。
フレーム回避で避けるのも手で、回避性能Lv5があれば比較的簡単に回避可能。飛び上がった瞬間に×ボタンを押す必要があるのである程度の反応速度が求められる。格闘ゲームの中段技よりは大体マシ。攻撃判定の持続時間が短いので回避性能無しでも避けられるかもしれない。
ネルギガンテの各種攻撃が終わるタイミングを覚えて待ち構えていれば比較的成功しやすい。「この攻撃はこれくらいスキがあるからこのタイミングで攻撃をやめよう」という知識を少しずつ増やしていくといい。ネルギガンテに限ったことじゃないけど。
攻撃力増加に伴い、元々削りダメージがあったモーションの削り値も更に増えている。特に危険なのが棘あり状態のホバリング飛びかかり攻撃。
ガード性能Lv5のガンランスでも目測で最大50以上の削りダメージを受けるので、連続でガードしてしまうと削りだけでやられる可能性すらある。
ホバリング中にネルギガンテに向かって移動すれば簡単に回避できるので、ランス・ガンランスでもステップ移動で回避したほうがいい。
厄介なことにネルギガンテは、攻撃を喰らって倒れているハンターに対してホバリングアタックを多用してくる傾向がある模様。持続が長くて削りがデカイ攻撃を起き上がりに重ねてくるあたり、間違いなく強キャラ(格ゲー脳)。体力が減っている状態では被弾はもちろん、ガードすることすら許されないのでがんばって回避しよう。壁際だと回避不能な場合があるのでそのときはもはや諦めるしかない。
突進攻撃の出始めがわかりにくく、見た目に反してダメージがかなり高い。ズルい。後ろ足付近にいても巻き込まれてしまう理不尽判定。距離を取れば当たらないので立ち位置に注意しよう。
ハンターの後方に回り込んで攻撃、という動きを通常個体よりも多用してくる印象。しかも回り込みからのクイック飛びかかりを頻繁に繰り出してくる。ターゲットカメラを利用する、カメラの回転速度を速くするなどの対策をするといい。
推奨スキルと武器考察
推奨スキルは上記の「回避性能」に加え、「耳栓(Lv5)」「耐震(Lv1)」「回避距離」「心眼」あたり。もちろん「体力増強Lv3」は前提。
シリーズスキルで硬化部位対策に役立つ心眼が発動する防具エンプレスα・β・γシリーズは、武器のカスタム強化「回復」「回復速度」「体力回復量UP」に火力補強の「フルチャージ」を組み合わせたいわゆるゾンビ装備と併用しやすいのでオススメ。エンプレス武器の滅尽派生についた「加速再生」と組み合わせるとさらに生存力アップする。
棘の破壊でひるみやダウンを奪えるので「破壊王」をつけるのもアリかもしれない。
武器に関しては、自分は操虫棍(エンプレス滅尽+回避構成)とガンランス(金色の銃槍爆鱗+超回復ゾンビ)で数回討伐済み。
基本的には回避性能と相性のいい片手剣、双剣、操虫棍あたりが相性よさげ。後ろ足あたりの立ち位置をキープするとかなり安全に戦える。
ランス、ガンランスのようなガード武器も、削りダメージに対処できればかなり戦いやすいだろう。
特にウルズシリーズで「超回復」を発動させたゾンビ装備は生存力が非常に高いので、時間がかかってもいいからクリアしたい人にはオススメ。ガンランスの砲撃オンリー戦法だと必要スキルが少なくて済む。心眼珠があるならランスもいい。削り技回避のため回避距離をつけるとより安全性が増す。
太刀も数回試したが、自分には少し難しかった。見切り斬りに自信がある人ならかなりイケると思う。
ガンナーは弓で1回挑戦したが、1ミスが命取りなのと属性ダメージが通りにくいのがしんどかった。でも立ち回りの相性自体は良いと思う。クイック飛びかかりを回避できれば後はなんとかなるはず。
それ以外の武器に関しても、特定の武器種に不利になるような攻撃はしてこないっぽいので、キッチリ対策を立てれば自分の一番得意な武器で倒せると思う。
ちなみに自分が好きな操虫棍のジャンプメイン戦法も試してみたが、安全性は高いものの属性の通りが悪いためガイラブレード・雷でもほとんど火力が出ず、回避&回復スキル全盛りの操虫棍で地上戦をしたほうが討伐時間が早かった。あまりオススメは出来ない。
「オーグγ」シリーズ等について
クエスト報酬の滅尽龍チケットから防具「オーグγ」シリーズが生産できる。脚装備の「攻撃Lv3」+スロット2つは唯一無二の高性能で、拡張性の高い胴装備も優秀、それ以外はそこそこといった感じ。火力を高めつつ加速再生をつけたいなら必須になるが、「渾身」と相性のいいシリーズスキル「達人芸」と併用できないのがややマイナスに感じる。
そしてリュウシリーズの重ね着装備もようやく追加された。カプコンの看板キャラにしては実装があまりにも遅く、不遇と言わざるを得ない。ぶっちゃけ結構な人がもうMHWやってないだろうし……。
ともあれ歴戦王ネルギガンテが戦って楽しいモンスターだったので満足。この調子でアイスボーンの方もお願いしたいところ。
以前公式番組で「大型アップデートは歴戦王ネルギガンテが最後」と言っていたので、それが本当であれば残りの4ヶ月は新モンスター無しということになる。しかし公式に隠しモンスター扱いの黒龍関係であれば、予告なしに配信される可能性は全くゼロではないハズ。ワンチャンあるのか? と期待しつつ今日の記事は終わり。
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