rh日和(仮)

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

マヂカルラブリーのネタはゲーム・アニメ的発想だから好き

 M-1グランプリ2020を観た。今年も面白かった。

 マヂカルラブリーのことは前回のM-1出場で知った典型的なニワカだけど、それからずっと好きだった。ゲームが好きで自作ゲームのプログラミングもしている野田クリスタルのネタの発想が自分の好みに近いからだろう。なので優勝して嬉しい。

 マヂカルラブリーのネタはたとえゲームそのものを題材にしていなくても、発想にゲーム的要素が含まれている。あるいはゲームとともに成長してきたポップカルチャーであるアニメ・マンガ的と言ってもいい。

 今回の1回目のネタでも「デモンを召喚する」や「シェフの心臓を取り出して握り潰す」という下りがあったが、まさにゲーム・アニメ的な発想。2回目のネタで電車に乗った時内股になっていたのは『グラップラー刃牙』の「三戦の構え」が元ネタではないかと思う。

 そういうネタだと上の世代にはなかなかウケにくいんじゃないか、などと心配していたら、R-1では「自作ゲームの実況」というネタでR-1ぐらんぷりを優勝して驚いた。単にゲーム的なネタだからウケているわけではなく、お笑いの実力そのものが高いからこそだろう。

 野田クリスタルは格闘ゲーム好きでもあり、『グランブルーファンタジー ヴァーサス』公式大会のインタビュアーを務めていた。そういう点でも親近感を持てる。今後の活躍にますます期待したい。