『グランブルーファンタジー』の話。最終上限解放されたゾーイ（ガチャバージョン）をちょっと使ってみた。
全体的に防御性能がさらにアップし、パーティ全体の継戦能力を高めることが可能になった。元々強力だった3アビ「ラストウィッシュ」の消去不可攻防アップ+吸収は据え置き。奥義のバリアが全体化し「自分に完全回避1回」が追加。敵の攻撃を引き付けつつ回避する「回避盾」としての性能が上がっている。サポアビにより回避時奥義ゲージが増えるため回転率も増した。
火力面ではサポアビで回避時にアビリティダメージを与えるように。2アビ「レイストライク」のダメージが8倍へ大幅アップ。1アビ「コンバージェンス」の連撃バフが「3ターン連撃確定」→「1ターンTA確定」に変更になった。
2アビにディスペルが追加。さらに「累積攻撃ダウン」「累積防御ダウン」「累積弱体耐性ダウン」のうちからランダムで1つ付与される。
4アビ「オンリー・ワン・ウィッシュ」は「HP全回復」「弱体効果全回復」「1ターン無敵」の強力な効果。再使用不可能かつ使用可能ターンが20ターン後だが、3アビと同様味方からの回復・強化アビリティを受けるごとに使用可能ターンが短縮される。
総じて最新の恒常キャラに見劣りしない程度に強化された印象。ただ突出した強みがあまり無いのも事実。
最近の強力なキャラは「多段アビダメ」「多段通常攻撃」「強力な連撃・ダメージ上限アップ・追撃バフ」「高性能なヒール・クリア・マウント・」「敵の行動そのものを封じるレベルのデバフ」といった要素のいずれかを持っている。最近はスパバハの影響でそこに「高性能な奥義」「奥義ゲージアップ」も加わっている印象。
ゾーイはそのいずれも持っていない。主な役割は「パーティー全体の攻撃力と耐久性が上がる」「たまにディスペルを撃てる」「4アビで1度だけ全回復できる」。以上。
主な仮想敵は「高火力で殴ってくるボス」あたりになる。しかし恒常マルチバトルの闇属性ボスはデバフで攻めてくる敵がかなり多い。なので使えたとしてもアバターHL止まりになるだろう。
せっかく最終上限解放したのに使い所がマグナ2ボス止まりなのは少々寂しい感じが、マグナ編成かつ季節限定キャラをあまり持っていない自分の環境だと結構ありがたかったりするのもまた事実。
これがアバターHL自発用に組んだ編成。リミジャンヌとパーシヴァルの奥義後全体バフでゾーイ3アビを短縮。ヴァイキングの強化延長もあるのでゾーイ3アビがほぼ途切れることなく続く。サブの1人目はのび太なので一応念の為隠している。
これまでアバターHLソロフルオートは火力キャラ3人を並べると全滅することが多く、イルザやレ・フィーエといった火力が出にくい回復キャラを一人入れる必要があった。
ゾーイはその枠にぴったりハマる。火力バフもあるし、今回の調整で剣得意が追加されたのでオメガ剣・虚空剣も組み込みやすくなった。
今回の調整は正直に言うと期待していたほどではなかったが、仕方ない面もある。
そもそも銃ゾーイは恒常キャラであり、現状でも恒常キャラの中では上位クラスの性能はあるハズ。人気キャラかつストーリー上重要なキャラでもあるためプレイヤーの期待度が上がりすぎていた部分もあるだろう。
ポジション的にリミテッドキャラとして登場してもおかしくないのだが、水着ゾーイがリミテッド入りしてしまったためその可能性も低い。今のところ同じキャラが2バージョンでリミテッド化した例は無いので。だいたいコンジャクションのせい。
4アビがいかにも「古戦場150HELLで使ってください」的な性能だが、実際に使えるかどうかはかなり微妙なライン。キャラが揃っている人ほど使わない可能性が高まると思われる。
なおデザインはさらにかっこよくなり、特にSDキャラはポーズ含めてガンダム味が増している。是非実際に使ってチェックしてみてほしい。
